須川邦彦:無人島に生きる十六人【喜伝会オススメ本】
地震や津波の被害を受けている被災者が読んで、心から喜べる本は無いかと思い探していたところ、タイトルと表紙の絵にに引かれ、思わず買ってしまった本です。
昭和23年に講談社より刊行され、平成115年に新潮文庫から発行されています。
ノンフィクションなのですが、こんな素敵な日本人が、かつていたのかと感動してしまいました。
今回の地震において、各国のマスコミが「こんなときでも日本人はマナーが良い」と絶賛していますが、実は昔から日本人は礼節に対し、他国の方々よりも重きを重んじていたことがわかります。
船が難破し、絶望の淵で、16人がどうやって生活したのか...
精神的に参ってしまうのをどうやって克服したのか...
水は..食べ物は...
人間はどんな状態でも、「生きる」という強い信念があれば、「死なない」と言うことを教えてくれる、心が喜ぶ本です。
古い本なので「青空文庫」で無料で読めるので、是非一読して、被災者の方々にも紹介いただければ幸いです。