私の大好きなブラックジャックによろしくだなんて。
漫画では少し読んだ事がありましたが、こちらのドラマは今頃拝見しています。
・・・・・テーマが重いですね。現在の医療の問題や医局制度の問題などが切実に描かれています。
妻夫木君演じる、研修医の先生のピュアな反応に感化すると少し疲れる程
医療の現場の問題が浮き彫りにされています。
こういうピュアな反応を続けていたら、燃え尽きちゃうだろうなあ・・と
研修医君の中に理想を追いかけようとする自分を見出せたりします。だからこそ、見ていると息がつまりそうになるのかも。でも、すごくたくさんのメッセージを投げかけてくれます。
理想と現実のギャップ
これはどこの世界にでもあること。ここをどう自分に信念をねじ伏せることなく折り合いを
つけていく事がこの世をうまく渡るコツ。長いものに巻かれていた方が楽な事もありますが・・・・
例えば、、、。
添加物たっぷりの清涼飲料水を製造する会社。本当は身体にいいものを売りたい。でもそれだけじゃ
売り上げが伸びない。では、低コストで売れるものを作るしかない。安いから売れる。利益が出る。
身体に優しいいい化粧品を作りたい。でも自然原料はコストがかかる。品質にもムラがでる。消費期限が限られる。低コストの化学原料の化粧品を作る。コストパフォーマンスもいいので売れる。利益が出る。
資本主義の世界では、こんな会社たくさんあると思います。
会社として売り上げを出す必要があるからです。
どこかうまく割り切る必要があるわけですね。
医療の現場においては利益重視というより、患者さんの尊厳を重視しています。
助からないと分かって行う延命処置。
一日に膨大な医療費がかかります。これは国民負担の保険金から捻出されます。
利益重視でいったら、患者さんの尊厳を守れなくなるかもしれません。
抗がん剤などもそうですね。抗がん剤治療で治らない癌の方に、抗がん剤を投与して苦しい副作用に耐えながら延命をのぞむのか、それとも抗がん剤を使用しないで死をのぞむのか・・・(癌の種類によっては抗がん剤で治る方もおられるので誤解をなさらずに・・・)
もちろん選択肢は患者さんにあります。
こんな、矛盾についてなど真摯に描かれた作品です。
お勉強になります。
