後期から大学院の授業で「都市デザイン」を選択していて

CCRCという概念を恥ずかしながら初めて知りました。

 

 

◆CCRCとは
CCRC(Continuing Care Retirement Community)とは、直訳すると継続的なケア付き引退後コミュニティのこと。
高齢者が自立して生活できるうちに特定の施設に入居し、介護が必要になっても医療を受けながら生活する米国発祥の暮らし方。
(参照ページより引用→ http://www.sbbit.jp/article/cont1/30070

 

施設の中で完結する暮らし、というよりもコミュニティ全体で暮らしていく、という感じ。

 

日本版CCRCとしてカンブリア宮殿でも特集された雄谷さんのシェア金沢をはじめとするさまざまな取り組みが以下のインタビューで紹介されています。
http://www.okamura.co.jp/magazine/wave/archive/1512oyaA.html

 

 

 

高齢者さんと重度の心身障害の方達のデイサービスが一緒になっていて、仲良く談笑されてる姿とか、子どもがわーっと遊びにくる感じがたまらんデレデレ

 

それぞれ離れ離れだったら生まれないつながりがごちゃ混ぜの中で生まれてて、一人一人が自分で元気になったり、誰かの元気を後押ししてて、専門職の出番があんまりない感じがふゥ~~素敵チューって何だかとっても嬉しくなってしまう音譜

 

ごちゃ混ぜが苦手な人は混ざらなくても全然OKで、でも混ざる楽しみも保障されてるからこその光景だったな~~

 

 

入居されている高齢者さんも自らヘルパー資格を取って他の施設で働かれていたり

 

地域住民の集い場やお弁当の配食サービスで障害をもった方も働いていたり

 

しっかりお金も回っているところがこれまたとても魅力的。

 

ただの善意、ボランティアだけでは続かないものが、ちゃんと事業として成立している~~札束

 


今ちょうど研究計画を練っているところなんですが

 

CCRCの利点を、設備や立地が整っていない中山間や離島地域でもまずは相互のつながりが生まれる仕組み作りに私たち専門職も(出しゃばり過ぎずに)貢献できないかなぁ?と妄想中。

 

高齢者と障害者、子どもたち、学生の施設間のごた混ぜだけじゃなく、地域住民も何となく自然にそこに集まってくるためには「楽しさ」「気軽さ」も超大事。

 

温泉に入りたいから。
風呂上がりにビールをぐいっと飲んで仲間と喋りたいから。
そんな理由で集ってもらえる場所になること、目指したいなぁと思いました。

 

これまで
・コミュニティヘルス
・街づくり
・公衆衛生
的なキーワードだけ拾って情報集めてたけど、

またひとつキーワードが増えて、脳みそ周りをぐるぐるかき回し甲斐がより増しましたドキドキ

 

また皆様情報ありましたらよろしくお願いしまーす!