いつもお世話になりまくりの、人として尊敬してやまない「鎌倉投信」鎌田恭幸社長が、この度本を出版されることになりましたクラッカー




外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社/鎌田恭幸



¥1,470

Amazon.co.jp




この本の出版記念講演として開催された、アチーブメント青木仁志社長とのコラボイベント「ぶれない生き方とぶれない投資」にも参加させていただくことができて、改めて、そのお人柄に惚れなおしてしまった佐藤です。




好き好き言い過ぎて、若干仲間内に気持ち悪がられてる今日この頃(笑)








 投資はまごころであり、





 金融はまごころの循環である






は、鎌倉投信さんの投資哲学。








鎌田さんの、ぶれないメッセージは。




 良質な投資との出会いは、





 人生を変え得る






このことばも合わせて、皆さんは、このメッセージをどのように受け止めるのでしょうか?








投資は手段の一つでしかなくて、その果実として何を求めるかは、人によって違うと思う。





だから、これらの言葉をどうとらえるかも、人によって全然ちがうと思うんけど。





私は、この言葉に大賛同。





お金が絡むと、歪んで伝わりがちだと思うけど、この言葉の真意が伝わるといいなぁと思うんだ。








鎌田さんの本を読んでいて、去年開催したワークショップのことを思いだした。





 “らしさ”のあるあり方、働き方





豪華に。というか、無謀にも。というかあせる





鎌倉投信の、鎌田さん、新井さんをゲストスピーカーとしてお招きして、鎌倉投信の哲学にもふれながら、「在る」ことと、「働く」ことの、接点についてお話していただいた。








なんで、ビクビクしながらも彼らに声をかけて、一緒に話をしてもらったかって、それは、彼らのあり方と働き方が、乖離することなく、同じ円のなかに存在していて、ぶれていないと思ったからだ。








その時にいただいた言葉の一部を、紹介したいと思う。





 元記事:トークセッション(2010.10.09)







問い:「人が集う【場】を創造したい」と考えた時、その手段として「お金」を選んだのはなぜか?






鎌田さん:


 


お金は、心を運ぶものだと思ったから。




もちろん、お金自体、そのものには価値なんてないんです。


ただの紙切れですから。




その「お金」が人の「心」を運んだとき、初めて意味のあるお金になるんだと僕は思うんです。






新井さん:




お金は、働き方そのものだと思うから。




おいておくだけじゃね、勝手に増えてはくれないんですよ。




「働かせ方」を考えないと。




それには、「場」と「考え方」が必要だったんです。




お金も人も一緒です。




何かの役に立って、初めて価値をもつ。




お金について考えることは、生きることについて考えることなんです。






本の中に、




金融は社会の豊かさを育む水脈であり、どんな価値ある事業も金融が健全に機能しなければ育つものも育たない。




大手、グローバルの金融資本では絶対にできない小さくても心の込もった金融が必要不可欠だ。




という言葉がある。






人も、お金も、誰かのお役に立って初めて育つ。





シンプルに考えれば、その通りだよなぁと思うことも、これまでの「お金」「投資」「金融」ということばのイメージの裏に、隠れちゃってよく見えなくなっていること、たくさんあるように思う。





そんな、隠されていた大事な本質に気付かせてくれるのが、鎌田さんであり、新井さんであり、鎌倉投信という「場」、集う人の「わ」だなぁと思うのです。











もうひとつ、魅力的だなぁと思う点は、「投資の手触り感を大切にする」という視点。





 大切なお金が





 どのような考えで





 どういうところに投資されて





 その会社がどのような事業を通じて社会に貢献し





 投資成果につながっていくのか。





お金の「循環」を見える化してくれているところが、社会の仕組みについて、つながりについて勉強したいあたしにとっては、もしかしたらお金を育てるよりも大事なことかもしれない、大切な大切な投資の果実。なのです。








鎌倉投信の定義する投資の果実は、次の3つ。





 資本形成 × 社会形成 × 豊かな心の形成





お金が、誰かの役に立って、いわゆるマネーゲーム、空中戦ではなく、しっかりと地面に根をはって、どっしりと育っていくその過程を「見える化」してくださることが。





投資というひとつの手段に、「こころ」「想い」を注ぐための、大事な大事な仕組みだなぁ。と思っています。





そしてその「仕組み」を集う人たちと「一緒に」体感できる。ということが、「場」として存在する鎌倉投信の最大の強みではないか。と、考えています。








投資によって、人や社会と「つながれる」んだっていう感覚、わかるかな?





すごく、最初は不思議な感覚なんだけど。





その不思議さを、体感できる「場」が、鎌倉投信だと思っています。







最後に、タイトルに戻って。






 ぶれない生き方と、ぶれない投資。






あたしは鎌田さんたちと出逢ったことで、働くこと。暮らすこと。生きること。実現すること。は、分断されないのだと、初めて知ることができました。




自分に、目標として掲げる、ぶれない「軸」があれば、その行動にも、ぶれはなくなる。




そんなメッセージを、姿勢で教えてくださっているのが、鎌田さんであり、新井さんであり、鎌倉投信という「場」で出逢った素敵な人たちなのだなぁと。






お話を聴いていて。




本を読んでいて。




昔のブログの記事を読み返していて。




改めてじーんと感じている、最近の私です。








まだまだ、あたしの軸はぶれぶれで。




突然進み方がわかんなくなって、前に進めなくなったり。




信じてたはずの道が、「本当にここ?」自分の足元を疑いはじめてしまったり。






危なっかしいことこのうえない、「あたしの道」ではありますが。








自分の信念から、




自分自身が逃げ出さないこと。




見ないふりをしないこと。




諦めないこと。




で、見えてくる世界が。光があるのだということを、尊敬する皆さんから教えていただいて。






うーうー悩み続けるため、先が見えなくて不安でしんどい道で踏ん張るための、パワーをもらっているんだと思います。






もう、感謝するしかできない。








好きな理由は、ここにあったんだ。