「映画の魅力がしっかり伝わるように」


実は毎回、テレビで映画を語る際は

オードリー・ヘプバーンや

マリリン・モンローなどの

映画スターのブローチを着けて挑んでおります。


ここ1週間は民放テレビに四回出ていて

今日も是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』と

早川千絵監督の『PLAN 75』のカンヌ国際映画祭関連で

TBS「ひるおび」に生出演して来ました。


15年前くらいまでは民放の情報番組やワイドショーで

映画コーナーのレギュラーを持っていたものの

映画コーナーが無くなっていき

今、再び映画の魅力に注目が集まっているのでは?

と気付かされます。


今回、是枝裕和監督がインタビューでも話していた

日本映画界への警報。


それは国からの支援などの助成金が大きな問題だろうし

そのせいでスターに頼っての映画作りだったり

漫画に頼り過ぎての映画作りだったりと

他にも諸々とある気がします。


世界に認められる

映画の神様が微笑む作品は、

ほとんどが漫画原作ではないし

スター主義の映画でもなく

あくまでも社会問題や死生観などに目を向けた

現実にリンクする作品ばかりです。


もちろん漫画原作、スター映画も娯楽として必要ですし

夢を与えてくれるものも多く、心躍るものも沢山あります。


ただ、社会問題が根底にある映画を今まで以上に作ることで

分かりやすい語り口で社会に伝えることが

出来るのではないでしょうか?


個人的な意見ですが

そういった映画作りが出来る環境を

国も手助けしてくれたら。


映画は学びであり

問題提起が出来

社会や日常に密接であり

夢や希望を持てるエンターテイメントなのだから。


それと、土曜に立川シネマシティで

『ハケンアニメ!』トークゲストとして登壇させて貰いました。


企画してくれた椿原さんに感謝です。


映画にも出演していることから撮影裏話

映画コメンテーターとしての見方など

色々とお話しさせて頂きました。


多くの人に届けたい夢を膨らませる熱き情熱の物語。


観に来て下さった方にも感謝し

まだ観ていない方にも届いて欲しい作品です!