これ、今の私のお守りです。


『シン・ウルトラマン』を娘と観に行った後

小1の彼女は自慢したくて

学童の先生に

「ウルトラマンのかいじゅうをかいて」

とお願いしたそうです。


それだけ好きになってくれたのが嬉しくて

私はこれをお守りのようにカバンにしまって

今日もフジテレビ「めざまし8」に生出演してきました。


語ることは開催中のカンヌ国際映画祭と

コンペティションの是枝裕和監督の

『ベイビー・ブローカー』




あまり時間がなく

用意していたことも話せませんでしたが

カンヌ国際映画祭は

そもそもファシスト政府の介入を受けた

ヴェネツィア国際映画祭に対抗すべく

フランス政府の援助を受け1946年にスタートした映画祭です。


世界から注目される映画祭なのと、その特徴として政治的メッセージや

社会に伝えたいメッセージをレッドカーペットなどで

パフォーマンスすることも多いのです。


映画と社会は繋がっているから

政治的発言も映画を通して行う監督もいます。




コンペティションで上映されたばかりの

是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』


『万引き家族』依頼、4年ぶり

コンペには6回目の出品

ただし、是枝監督がそれ以外の部門も含め

カンヌに出品しているのは8回目です。


今までの問題提議から、一歩踏み込んだ希望を描くアプローチ。


その手腕と人間味溢れる韓国俳優たちの生身の演技に

胸が震え、是枝監督の

「子どもたちが生きやすい社会を」

という強い想いが溢れ出た大傑作です。


6月24日公開を楽しみにしていてくださいね。


そして私も明日は5/28(土)は、娘の運動会後に

立川シネマシティで上演中の

『ハケンアニメ!』トークショーにゲストとしてお呼ばれされています。


映画にも出演しているからなのですが

心からこの映画を愛しちゃってて

瞳監督のアニメ愛が自分の暑苦しい映画愛にシンクロするのです。


チケット販売中なので是非、観に来てくださいっ。



最近はテレビで映画を語ったりも昔のように戻って来て

昔以上に、少しでも多くの人に、映画に興味のない人に

この1分が、このひと言が刺さって、観たいと思って欲しいと

願いながら時間と戦っています。


映画の魅力を伝えられる仕事に付けたから

自分みたいに映画で救われた子が増えたらいいと

今は思っているのも、きっと暑苦しいな、私(苦笑)