いくつか審査員をつとめている映画賞。


例えば日刊スポーツ映画賞ならば

華やかであり、社会的テーマのものをと

考えています。


それが日本映画プロフェッショナル大賞であれば

ミニシアター系のもの、良作なのに日の光が当たりづらいもの

というように、それぞれの映画賞の特徴を考慮し

見方を変えて票を入れています。


あと、大事なのは、観客賞ではない、映画独特の見方で判断すること。


昔、学生映画祭で審査員を私と

中村義洋監督と崔洋一監督でおこなった時

私と中村義洋監督が同じ作品だったのに対し

崔監督に、面白さだけではなく、映画人として才能を広めたいと思う

作家性の強い人にあげるべきと言われ、変更し

私たち2人が当初推した方は

確かに観客賞をとりました。


観客賞と映画人の賞、その映画賞の看板で評価する作品は変わる。


大切にしているのは、映画全体で見た時に

社会に影響を与えるものだからこそ

後世にお手本映画として伝えていきたい作品か否か

だと私自身は勝手に考えています。


しかも、審査員によって考え方も趣味趣向も違うので

審査員選びも大事なのかもしれません。


そんな中

昨年、映画愛溢れ、タイプの違う書き方をする

映画ライターの方々、男女4人で立ち上げた

映キャン!での映画賞が2回目を迎えます。


後援がついているわけでもない小さな賞ですが

女性の活躍が男性と同等になれることを考えた作品選び

注目していきたい、応援していきたい才能の持ち主

長年の努力の成果を見せた方への賞賛

というコンセプトなのが「映キャン!賞」です。


今夜、発表しますがYouTube生配信を見に来て下さいね。


映キャン!賞2021発表

(邦画・洋画・男優・女優賞) 

YouTube生配信

11/27 本日21時〜


ノミネート

日本映画
「#茜色に焼かれる」
「#ミセスノイズィ」
「#由宇子の天秤」
「#ドライブマイカー」
「#すばらしき世界」
「#いとみち」

洋画
「#17歳の瞳に映る世界」
「#プロミシングヤングウーマン」
「#MINAMATA」
「#春江水暖」
「#少年の君」
「#白頭山大噴火」

男優:
#井之脇海 さん
#遠藤雄弥 さん
#岡田将生 さん
#松山ケンイチ さん
#吉沢亮 さん

女優
#伊藤万理華 さん
#尾野真千子 さん
#高岡早紀 さん
#瀧内公美 さん
#三浦透子 さん
#山田杏奈 さん

ふざけた顔をする子とセーラームーンお揃いトレーナーを

買ってご機嫌な私ですが

駐輪場でママチャリ壊されても随分とハートが強くなってきました。


皆、幸せにな〜れ。


では今夜、YouTube生配信で!