嬉しかったなぁ。


満席の映画館で舞台挨拶が出来るのがこんなに嬉しいなんて。


芳根ちゃん登場時から泣きそうになってたけど、

私もこの光景に泣きそうになった。



石川慶監督の目なんて垂れ下がってて。


長年、舞台挨拶の司会でステージに立っていると、

天災で自粛したこともあったり、

亡くなった方を偲んで

イベント前にお悔やみを言うこともあった。


コロナで映画館休館と共に自粛、映画館を開けても

無観客イベントだったり、50%動員だったり、

声出さないでとか言ったり。


映画というエンターテイメントって、

人の感情に寄り添いながら作り上げるのだけど、

イベントは人の感情に寄り添うだけでなく

社会の風潮に合わせないといけないものなのか、

とうなだれた。


私にとっては仕事でも人生でもライフライン。


誇れる仕事であり、誇れる趣味、それが映画。


だからマスクをしていようとも

お客さんの興奮した眼差しに気付いたし、

自然と湧き上がる拍手に

ステージと観客を繋ぐパイプラインとして胸いっぱいになった。


『Arc.アーク』初日舞台挨拶は

フルキャパで満席で行えました。


一緒に喜んで一緒に泣ける、そんな映画館が好きです。


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