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この一週間、映画をなかなか観ることが出来ず。


と言っても一日一本くらい、ですが

とある作業というか、喜んでこの世界に没入しております。


エッセイや専門書の読書

別名「その人の脳に飛び込む」であります。


脳科学者の中野信子さんとはある映画の企画で

番組収録でお会いすることが決まり

もうその世界じゃトップに君臨する

説明も分かりやすい脳科学者であり

WEBで彼女の記事を見つけたら読む、が今までで

会えちゃうんだわ!と知った瞬間、本を漁り読みまくり

もう片想いの人に会えちゃう喜びを隠し切れないくらい

聞きたいことがわんさか頭に文字で浮かんでおりました。


そもそも心理学を学んだきっかけは

『羊たちの沈黙』から犯罪心理学に興味を持ち

何故に人は犯罪を犯すのだ?

と疑問が生まれ、心理学の勉強から

やがて脳科学の勉強もかじることになるのです。


『エミリーローズ』みたいに

少女の身に巻き起こる怪現象は

何か悪魔のようなものに取り憑かれたのか

もしくは脳が損傷し、気がふれてしまったのか?


スピリチュアルと科学の間に人間は生きているのかもしれん。


で、私の大好きなテーマを徹底的に学んでいらっしゃる

しかも本を読むと映画好きなのが匂っているではないですかー!


結果、インタビューはサイコーに楽しいひとときでした。


3月にでも詳細は詳しく書けるかと。


ふふふふ。


そして

愛すべき西川美和監督の

生涯ベストになりそうな予感しかない

『すばらしき世界』


ラッキーにもまた西川美和監督の司会が出来

大好きな役所広司さんや仲野太賀くんとも

ご一緒出来るから

この上ないハッピーと共に

職権乱用で、西川美和監督のエッセイ

「スクリーンが待っている」にサインも書いてもらい

こちらの本を読み始めたら止まらない。


なんだ、なんなんだ、西川美和!


そうだ、私が何故、西川美和監督の作品が好きなのか考えたら

『蛇イチゴ』から、登場人物全員がやけに生々しく動いていて

『ゆれる』を見た時、うちはタイプ違いの姉妹で

自分たちを観てるんじゃないかと思えるくらい

懺悔の気持ちに苛まれ

姉には

「私は香川照之さんそのものだし、さーちゃんをオダギリジョーさんのように思っていたよ」

と告白され、リアルに懺悔した因縁の映画に。


語り出したらきりがないですが

本もね、人への観察力の鋭さというか、よく見ていることが手に取って分かる

文字の流れに笑いながら手を止められないのです。


中野信子さんといい

西川美和監督といい

人間の心まで見透かしてしまう妖怪「さとり」

にさえ私は思ってしまうのです。


が、しかし

私も人ばかり見て、仕草や目の動き、口の動き、表情筋の動きとか

えらく目を凝らして見て、その人の喋るタイミングやら

その人の心の変化やら観察して、司会やらインタビューをしている

とふと気付く。


心理カウンセラーの資格まで取って、

それらの講演を見たり(今やオンライン)して

自分は炭治郎のような自己犠牲タイプではなく

どちらかというと

人を観察するのが好きなだけの

悪趣味なのかもしれん、と我にかえるのです。


お二人のように才能あり、本や映画にするのならまだしも。


あぁ、だから、あーだこーだと、映画を妄想し、描かれてないことまで

勝手に汲み取ってよしとする、今の仕事をしているのやも。


また中野信子さんにまた会って話してみたい。


あ、西川美和監督には2/23にClubhouseで

ティーチインをするから再会出来てしまう。


皆様も、西川美和監督に直接、質問してみてはいかがでしょう?

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