bGce_KfV8I.jpg

ポケモンは進化するんだけど

映画もどんどん進化しとります。


当初、夏公開だった

『劇場版ポケットモンスター ココ』

ジャングルの中でポケモンに育てられた

人間の男の子ココのルーツ探しと

世界を知る物語であります。


もっちろん、子供たちがターゲットになる映画作りなんだけど

まぁ、脚本がよく練られておりまして、親も泣くわ、大人も学ぶ

「規律とは」「差別とは」を織り込んで

見事なエンターテイメントにしておりました。


最近のディズニー映画では当たり前になってきた作り方で

善悪を学ぶお話じゃなく、多様性を受け入れることを

小さいうちから楽しみながらアニメーションで学ぶという感じ。


今回のポケモン ココ映画は、子育ての時に、何度も自分に言い聞かせた

頭ごなしに話さず、子供の話に耳を傾ける、というメッセージも

言葉が通じない人間とポケモンの交流の中で、あるエピソードとして

さりげなく盛り込まれておりました。


スゴイよ、ポケモン映画。


血の繋がりやら、種族の違いも関係ないぞ

ついでに、子供に考え、決めさせる環境を大人が作り出すんだ

ってことまで描いております。


うちは、夫くんと娘ちゃんの血が繋がってないから

なんだか他人事に思えず、更にボロ泣き。


親子で観る映画だからこそ

こうゆう脚本力があれば、大人から子供まで心に響く

忘れられない映画になっていく予感がします。