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最近

映画レビューを書くのが楽しくてならないのです。


ぴあアプリ水先案内人でもレギュラー新作レビューを

書いていてワクワクしますが。

https://lp.p.pia.jp/shared/pil-s/pil-s-21-01_e2eccff4-32be-4660-a6ce-317bcc74e5be.html

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映画のMCのイメージが強く

映画レビューを書く、という印象が周囲から

どうやら薄れていたらしく

映画を解説することやシーンから読み取ることが

とても好きで始めた仕事なのに

映画のMCの仕事が増えると

MCは質問者

というイメージが出来上がっていたみたいな(笑)


映画を観て、監督の意図を読み取るのが楽しくて

それをせこせこ書いているのが

日本映画配信サイト

「シネマディスカバリーズ」の

映画ロングレビューであり

映画監督への1時間に渡るロングインタビューです。

https://cinemadiscoveries.co.jp/

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面白いのは

旧作なので

色んな映画サイトでその作品のショートレビューを目にすることも多く

自分が書いてからそれらを読むと驚くほど見ている視点が違って

へぇ、この感性の違いが面白い!

と毎回、うなっているんです。


男性と女性でも、注目して観る視点はやはり違うし

女性の中でも環境や経験によって気になる視点も気付く視点も違う。


それが映画の多様性であり

映画はただひとりの映画評論を鵜呑みにするものでもなく

作り手である映画監督が正解を持っているわけでもなく

その監督が作り上げた作品をどう解釈するかは

見る側の感性それぞれ自由だから。


もちろん、お気に入りの映画ライターや評論家が居てもいいけれど

彼らだけでなく、別の人のレビューを読むと

意外な視点に驚かされ、面白かったりするんです。


例えば

敬虔なカトリックであるニューヨーカーの知人いわく

『アナと雪の女王』は

エルサ人間を捨てる物語だそう。

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で、『アナと雪の女王2』においては

エルサ本物の怪物ティンカーベルになる物語

だそうです(笑)

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その解説が面白い!


私なんぞは

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』を

黒人と白人が互いを受け入れ愛する調和の物語

と勝手に深読みして

これって、エボニーandアイボリーだ!

と興奮していたのだから。

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映画の解読に正解はなく

様々な解釈がある映画こそ

素晴らしい作品なんじゃないかな。


Wikipediaでエピソードが分かる今だからこそ

大事なのは、人生経験を積んで

人間の心の機微に気付き、感性を磨くこと

そう思いませんか?