_var_mobile_Media_DCIM_142APPLE_IMG_2290.JPG
映画ファンのゆっきぃさんが

観客側から撮ってくれたこの写真。


見て、心なしか微笑んでこっちを見てるよ、わたし。


記憶ないのよ、そっちを見た記憶が。


職業病なのか

この微笑み、恐ろしや。


まぁ昨日は

レオナルド・ディカプリオ様と

クエンティン・タランティーノ監督と

シャノン・マッキントッシュプロデューサーの

「ワンス・アポン・ア・イン・ハリウッド」記者会見MC


この映画は今のところ

本年度ナンバーワンに!


ロマン・ポランスキー監督の妻で女優の

シャロン・テートが妊娠しているのに

カルト集団、マンソンファミリーの3人組に

殺害されてしまったり

ブルース・リーがハリウッドに渡り

スタント指導やら

主演作「グリーン・ホーネット」やら撮っていた

まさに激動の時代1969年で

そう考えると、まだ生まれてない私も

映画を通して、この時代にすんごく興味を持っていた。


知っている事件やら知っている映画やら

俳優が出てきて

1950年代にテレビスターを生んだハリウッドが

また映画へと移行していく変革期に注目した

タランティーノ監督の映画界へのラブソング

がこの映画なのですよ!


時代の流れに必死に乗ろうとする俳優の

不安定な心だったり

スタントマンという大切な存在だったり

ハリウッドという街の光と影も映し出されていて。


すんばらしかった!

_var_mobile_Media_DCIM_142APPLE_IMG_2287.JPG
_var_mobile_Media_DCIM_142APPLE_IMG_2289.JPG

会見とレッドカーペット、舞台挨拶まで

MCを務めたのだけど

映画宣伝Pや

いつも頼れる通訳

鈴木小百合さんと大倉美子さんと

事前事前にきっちり打ち合わせして

なんとか時間内で、皆がきっと聞きたいこと

映画の魅力が伝わる内容を喋って貰えたんじゃ。

_var_mobile_Media_DCIM_142APPLE_IMG_2284.JPG

その合間に実は日本映画のMCもしていて

大森立嗣監督の20年以上温めてきた

オリジナル脚本の映画化

「タロウのバカ」完成披露上映会でありました。


大森監督の作品はデビュー作

「ゲルマニウムの夜」からずっと見てますが

きっと他人が見てはいけない

人間の心の奥底に焦点を当て

彼らの叫びや覚醒を見せつけてくるんですよ。


だいたいが世の中の弱者。


今回の「タロウのバカ」

菅田将暉くんと仲野太賀くん演じる高校生の

友達2人の間に

学校にも通わせて貰えず

名前すらどうやらない少年がひとり居るという

設定から物語は動き出します。


わたしはね、このタロウと名付けられた

少年演じるYOSHIくんに会うのが楽しみだった!


そして

会ってみたら

もう想像を軽ーく飛び越え

天然素材のワイルドくんでしたw


だからタロウという役は

菅田くんも言ってたけれど

YOSHIそのものなのかもしれない。

_var_mobile_Media_DCIM_142APPLE_IMG_2278.HEIC
そんな大忙しの月曜でしたが

レオナルド・ディカプリオが

会見で言っていた生まれ育った

ハリウッドへの想いについて

ここに記しますね。


「ハリウッドに生まれ育ったから

学校帰りにオーディションに行け

夢を製造するハリウッドに憧れて

夢を叶えたくてやってくる人よりも
  
間違いなく恵まれた環境だった。


俳優を目指した90パーセントの人が

夢を叶えられない世界で

自分やブラッドはきっと成功しているほう。


ハリウッドには悪評もあり

確かにそんな人も存在するけれど

それも含めて自分の一部。


自分はハリウッドが好きなんだ」


良いも悪いも、その環境に居る時点で

自分の一部なのよ。


そして、良いところも悪いところも表裏一体で

そこに生きる限りは自分の一部。


付き合っている人たちも自分の一部。


関わっている人たちも自分の一部。


周りを見渡して

良いところ悪いところをしっかり受け止めよ

なんだろ〜な。