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「アリエルみたいに

おなかがちいさくなるには

どうすればいいの?」


うちの4歳になった娘は

「腹巻」でくびれが出来ると思ったそうで

夏前に腹巻を自らしている今日この頃。


最近気にしてること。


小さな乙女にとって、くびれがないのは

切実な問題のようです。


先日発表になった実写版

「リトル・マーメイド」のアリエル役

ハリー・ベイリーさん起用に波紋が起こっているそうで

「アリエルの肌は黒くない」

「アリエルはデンマーク人」

とか色々、物申す人が出ているそうな。


監督はミュージカル映画の巨匠

ロブ・マーシャルであり

監督自身が、ハリーの美声にヤラレ

太鼓判を押してのキャスティング。


イメージに合わない。


それこそ

赤毛で白い肌のアリエルを生み出した

ディズニーアニメのメジャー感からの言葉。


私個人としては

歌声が素晴らしければ

ミュージカル映画というのは

大きな感動を巻き起こすと思っております。


さて

くびれ問題。


先日

深田恭子さんがラムちゃんファッションになる

CM製作会見がニュースになっておりましたね。


ラムちゃん

高橋留美子先生が生み出し

押井守監督がパート2の映画版も手掛けた傑作

「うる星やつら」の鬼嫁ラムちゃん。


セクシーで可愛くて、諸星あたるへ一途で、とにかく強い!


私はこのラムちゃんが大好きでして

こんな大人になりたい!

と小さい頃に思って、気付けば大人。。。


娘にとってのアリエルは

幼い頃の私にとってのラムちゃんでした。

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あのくびれが欲しい。


そしてラムちゃんこそ

世の男性のアニメアイドルと言っても

過言ではないでしょう。


じゃ、どこが?って

それはセクシーなのに一途だからなんじゃ?


あと、くびれの美しさかもしれない。


まあ、2Dの女の子のことを言っても

伝わりづらいので

リアルで考えるとくびれを持つ

モテ女は誰なのか?


あ、往年の銀幕スターならマリリン・モンローね!

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彼女はありとあらゆるくびれを持っておりました。


ウエスト、足首、胸とお腹の境界線まで。


しかもウエストのくびれを強調すべく

片方のヒールの高さをわざと変え

腰をくねらせる歩きを

生み出したんだからそのこだわりは

こうべを垂れます。


すべては女性ホルモン全開の

セクシーを手に入れ

愛を手に入れるため。


その願い通りにセックス・シンボルと言われ

人気者になったマリリン・モンローは

名だたる著名人と浮名を流し

結婚もジム・ドハティと言う男性

野球選手ジョー・ディマジオ

劇作家アーサー・ミラーと結婚したものの

鬱に悩まされ

36歳で自殺か他殺か?という謎の死を遂げました。


幼い頃、親から無償の愛を受けられなかった

マリリンの底なし沼のような愛されたい願望

そして自身を見失った悲しい結末。


くびれがあったほうが確かにモテるかもしれない。


くびれがあったほうが確かに女性っぽいかもしれない。


コルセットをきつく締めて

くびれを強調した美しいドレスを身に纏い

クラーク・ゲーブル扮するレッド・バトラーを

魅了するヒロイン、スカーレット・オハラだって
そう。

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「風と共に去りぬ」の

ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラは

確かに女性らしい美しさを放っているけれど

男女共にこのキャラクターが愛されたのは

彼女の芯の強さ。


男性に頼らずともしっかり地に足をつけて

タラの土地で生きていこうとする

前向きさ。


そうよ、今の時代は

コルセットでくびれを作らなくても

ハイヒールを無理に履かなくても

しっかり自分の意思で立ち上がる女性が

ウケる時代なのよ。


くびれがあるより、大事なのは

生活能力を持った意思のある女性がモテる。


だって、夫婦なら

二人三脚で生きていかないと生活できない

環境なのだから。


今の時代のくびれモテ女は

間違いなくワンダーウーマンのような人。


異性の目を気にせず

好きなファッションを身に纏い

前を向いて堂々と歩き

誰かのために生きる人こそ

輝きを放って人を幸せにするのであります。


くびれは、ウエストというより、頭のキレ味がイイ。

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