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ここ最近

DVD棚から

見たい映画を見つけては

DVDプレイヤーにセットする娘。


昨夜は「クモモの木のこと」←ぼのぼの 映画ね。


カワイイー、とか言いながら写真まで撮っておった⬆︎

ついでにこれも撮っておりましたが⬇︎

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最近、3歳の彼女が覚えた言葉は

「せつなっ」


果たして切ないという気持ちが

分かっているのか?


だけど

悲しいという気持ちと切ないという気持ちを

まだ区別できていないらしく

「クモモの木のこと」を見ながらも連呼していた。


最近の「切ない」という言葉がハマる映画はコレ⬇︎
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こないだアップリンク吉祥寺へ

「轢き逃げ」舞台挨拶司会に行った時も

高校生の子達が次々と「愛がなんだ」の

シアターへ入っていく姿を目撃。


浅井隆館長と話をしていたら

20代から10代まで客層が落ちてきて

若い女の子だらけで大ヒットだそうな。


今泉力哉監督の匂いがプンプンする

愛が肩透かしに合う人々の物語。


すんごく好きなのに

相手はきっと自分のことを大切に思っていない。


そんなことを分かっていても

やめられない相手への想い。


昔言葉で言うと

まさに愛の奴隷。


切ない、切ない、切ない、の連打です。


浅井さんがブログに書いたヒットの理由を

読みながらフムフムと納得しました!


それとは別に私なりに考えていたこと。


別に映画を見に来るお客さん、女の子たちは

切なさを味わいたくて見に来てるわけじゃない。


「愛ってなんなの?」

と知りたくて見に来ているのやも。


別に付き合うことが愛のゴールじゃないよ

と物語は伝えている。


そうさ

夢中になるくらい好き

四六時中、相手のことを考えている幸せ

自分が幸せな気持ちならそれでいい

そう

愛はそもそもそんなことだと思うわ。


結婚しなきゃならない、とか

付き合わなきゃならない、とか

誰が決めたんだ!


愛に正解もカタチもなく

そもそも自分勝手な感情なんじゃなかろうか。


ただひとつこの映画で伝えているのは

見返りを求めない、無償の愛

ってこと。


それを皆知りたいのかもしれない。


そして

壁ドン映画みたいに

無敵の美男美女みたいに

非現実すぎるわけでもなく

何処までも等身大の一見、自分を投影しやすい

岸井ゆきのちゃん演じるヒロインと

普通っぽいけどクセのある男の子を演じるのが

えらく上手い成田凌くん。


感情移入しやすいリアリティ。


まさに映画らしくてステキよ。


浅井さんが言っていた。


「僕たちみたいな世代は

そんな経験してもうこの歳だったりするから

この映画はそんな人に向けてじゃなくて

愛を知りたい人たちへ向けた映画なんだよ」


面白い。


そう、私はこの映画を見たとき

懐かしさと苛立ちとこんな友達居たな

私、こんなこと言って友達と喧嘩したな

今思うと懐かしい、彼女も私も今や母だよ

と昔を思い出していた。


で、切なさを懐かしんで味わっていた。


これは経験者の感想かもしれない。


なんにせよ、語り合える映画ってサイコーよ。


そんな私はもはや母。


ここで告知ですが

テレビ東京の番組に出ます。

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「ベン・イズ・バック」

この映画に泣かされた、切なかった。


子への想いが痛いくらい。


コメント動画が

公式HPでも見られます。


https://benisback.jp/ 

で、

テレビ東京の番組 TX「一夜づけ」 

5/18(土)5/25(土) 

27:05~27:15


でもオンエアされます。 


今の私の切ない感情にドンピシャだった。


で、私

「切ない」という言葉が好きなんだと気付いた。


娘が覚えたってことは

私が家で映画見ながら呟いてるんだろうから。