木村大作さんの凄さを岡田准一さんが解説。
「大作さん(木村大作さん)は、黒澤明監督の「用心棒」撮影時に
「オマエ、スゴイな」と黒澤明監督からカメラを褒められたんですよ!」
今日のトークショーで、サプライズ登壇した岡田准一さんから教えてもらい
やっぱりスゴイ人だと実感しておりました。
映画「追憶」公開記念
「レジェンド・フィルム・フェスティバル」
降旗康男監督×木村大作キャメラマンがタッグを組んだ
1981年公開「駅 STATION」
1985年公開「夜叉」
今週土曜公開「追憶」
3作品上映&トークショー
岡田准一さん、小栗旬さん、木村大作キャメラマン、降旗康男監督が上映後に登場して
約55分くらいのトークを展開致しました。
「追憶」を撮る前に
降旗監督と木村さんが組んだ作品
全15作品のポスターをバックに
岡田さんや小栗さんのお気に入り作品の話しもしてもらったけれど
小栗くんが言った
「「鉄道員 ぽっぽや」は、ファンタジーなのに、そう見せずに撮っているところとか素晴らしいですよ」
とか
まさに納得だった。
岡田くんがあげた作品
「居酒屋兆治」も
大原麗子さんの可愛らしさも印象に残っているし
伊丹十三監督が役者で出ていたことも思い出した。
スタッフがこの日の為に
急いで作ったという記念Tシャツも素敵。
「「夜叉」の高倉健さんと田中裕子さんの演技は、俺らも「追憶」の撮影中、よく話したよね」
と小栗くんと話していた岡田くんでありますが
あんなに色気ある女優さんは
今はなかなか少ないな
と「駅 STATION」の烏丸せつこさんと
田中裕子さんを観ると、気付かされます。
「夜叉」の田中裕子さんは当時、30歳だって。
高倉健さんは54歳。
「駅 STATION」の烏丸せつこさんはあの頃、26歳。
高倉健さんは50歳。
あの時代は
30代、40代の俳優が主演するのも当たり前な時代。
だから、フィルムに色気がある映画ばかりだったんだと思う。
「追憶」の岡田准一さんは36歳。
小栗旬さんは34歳。
と考えるとこれから日本映画を背負って立つ役者陣の映画なのでありますよ。