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「スプリット」最後の来日キャンペーンとなった日本。


2日間の「スプリット」仕事が終わりました。


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「スプリット」口外禁止のトークイベント


昨夜のこのイベントは

私をワクワクさせる内容で

それはもういつまでも話しを聞いていたい思いでありました。


2年ぶり7回目の来日の

M.ナイト・シャマラン監督


「ウォンテッド」以来、9年ぶり2回目の来日となった

ジェームズ・マカヴォイ氏。


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新作「スプリット」


マカヴォイ氏演じる23人の人格を持つケビンと、3人の女の子の運命。


そして

最後の人格が現れた時、物語は予想をはるかに超える展開を迎える。


ということで

マカヴォイ氏

映画の中で、色んな性格の人物を演じ分けているのですよ。


「一番演じてて楽しかったのは少年ヘドウィグ、一番難しかったのは、最後に現れるキャラクターだよ。恐ろしいのに驚くほどポジティブ!」

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いやいや

このとんでもないキャラクターを見事なまでに演じ

しかもケビンの中に存在する人格には、女性から少年までいるもんだから

それら全てをひとつの映画の中で演じきってしまう

マカヴォイ氏は

紛れもなく怪優なのですよ!


会うと

とってもフレンドリーで

挨拶しても

「やあ、昨日はありがとう!君の調子は?今日も会えて嬉しいよ」

てな感じで

コミュケーション上手なので、会った人は、皆、彼を好きになってしまう。

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シャマラン監督のツイッターには

昨日のイベントの動画が上がってますが

毎回、会うたびにこの監督の天才ぶり、情熱的なヲタクぶりに

スンゴイ!

と言いたくなってしまう。

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今日の

マスコミ向けイベントでは

シャマラン監督は

大学時代に学んだ心理学からの解離性同一性障害について

とことん調べあげた上での、この症例についての説明を熱く語り

2年前に来日した時に

この映画の脚本をホテルの部屋で書いていたことを話したのでした。

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小説「24人のビリー・ミリガン」をシャマラン監督が好きだったので

この映画が生まれた理由にも繋がっている。


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私も小学生の頃

この本に出会い

急速に惹かれ

やがて

心理学を心理カウンセリング学校で学ぶことを選んだ。


そして

一番興味を持ったのが

人格と肉体の関係性を学べる大脳生理学だったから

ひとりの人間の中に様々な人格が共存する解離性同一性障害を講座で学んで

その謎と難解さに唸ったのでした。


予測不可能なストーリー


ホラーなのか?

スリラーなのか?

ヒーローものなのか?


どのジャンルにハマるのか

最後まで分からない映画作りを楽しむシャマラン監督。


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今日のゲストの

品川祐さんに、自分なりの映画作りについて丁寧に話していたシャマラン監督。

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庄司智春さんの筋肉美に「全部脱いで見せてよ!」とノリノリだったマカヴォイ氏(笑)

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「スプリット」のヒロインと同い年の15歳の高橋ひかるさんも

シャマラン監督からカメラワークの秘密を聞き

感動しきり。


シャマラン監督は

最後に

いかに日本をリスペクトしているか語りまして

そこには

敬愛する黒澤明監督、宮崎駿さんの名前の他に

是枝裕和監督の名をあげ

「「誰も知らない」「奇跡」は大好き、帰ったらすでに持っている「そして父になる」を観ます」

と語ったのでした。


なんか嬉しくなって、是枝監督にすぐにそのことを伝えてしまった(笑)


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帰り際


マカヴォイ氏が

「チャーミングだし、仕事も素晴らしかったよ、また次回作の来日で会おうね!」

とリップサービスを受けたお陰で

更に

「いい人やんかーっ!」とご機嫌な1日でありました。


またお越しやす、日本に!