レギュラーで映画紹介をしている番組
GYAO!「シネドラcheck!」
今年、最後の収録でした。
ダブルブッキングの黒田さんと川元さん
そして
アンジュルム 中西香菜ちゃん
Juice=Juice 宮崎由加ちゃん
モーニング娘。’16 譜久村聖ちゃん
と一緒に
「ハングオーバー1&2」
「アイ・アム・レジェンド」
「グリーン・ランタン」
「インビクタス/負けざる者たち」
を解説したので
来年一月の放送も楽しみにしていてくださいね。
解説内容は
放送で見て欲しいものの
見直した作品たちの中で
やっぱり
「インビクタス/負けざる者たち」
は残すべきドラマであります。
イーストウッド監督の作品の中でも
見れば見る程、メッセージに気付かされる!
マンデラ大統領の言葉が胸にジワジワと入ってきて
ああ
「人を赦せる寛大さが欲しい」
と反省していますぅっ(^^;;
人々に大きな感動を与えた実話の映画化ですから!
この映画をより味わうには
アパルトヘイトのことを知っておくとよく。
私も様々な映画からジワジワと知り
調べて少しは理解したくらい。
要約すると
この映画の舞台、南アフリカで長きにわたり続いていた白人とそれ以外の人種の人たちとを差別し、隔離した制度。
これに対して反対運動をしていた
政治家ネルソン・マンデラは、そのせいで27年間も投獄され
やっと出てきて、後に大統領になり、アパルトヘイト撤廃となったのであります。
白人もいる南アフリカチームを応援し、国旗は平和を願うカラーのものを作り。
レインボーネーションと、マンデラ大統領が名付けたカラー
赤、過去の対立の中で流された血
青、空と二つの海
緑、南アフリカで欠かせない農場と自然
黄色、アフリカで産出されている金に代表される天然の自然
黒、南アフリカの黒人の国民、と同時に他のアフリカ諸国とのつながり
白、南アフリカの白人の国民、と同時に平和。
だそう。
赦せる気持ちがあれば、争いは無くなり、平和が訪れる。
マンデラ大統領の志しに感銘を受けた人々も多く
モーガン・フリーマンもそのひとり。
そもそも
この映画の裏には
マンデラ大統領が自伝が映画化されたらモーガン・フリーマンに出て欲しいと
インタビューで言ったことから、親交がスタートし
モーガン・フリーマンにより、脚本がイーストウッド監督に渡ったのだから。
「グラン・トリノ」でも人種差別反対を描き
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」
「アメリカン・スナイパー」では戦争が遺した傷跡を伝えた
イーストウッド監督。
人種が違うから味方ではない、という考えかたの摩訶不思議さ。
自分を脅かす才能がある者に対する恐れとか。
人って、臆病でとてつもなく弱いから
一緒に手を組んで生きていかなきゃ
なのだと思うのだけど。
だからね
仕事でもなんでも
好きだなと思う人とは手を繋いで生きていこ、と思って生きております、うん。