色んな想いを書き込んでくれて

ありがとう。


欠点のひとつもない人なんて

マネキンと同じで

私は、弱くて強くて泣いたり笑ったりする、世界一、面倒くさい生き物の

人間が好きであります。


そう、今日はね

朝から

イベント会場で起こった悲劇の記事に

涙がポロポロ、ポロポロと流れ。


5歳の男の子は

きっと

ジャングルジムのような芸術の中で

目を輝かせていたんだろうなと思うと

辛過ぎて。


情報や欲しい物までネットでなんでも手に入る時代だから

私たちは、何かを企画、発表することはもちろん

どんなことにも

最悪の状況を考えたり、用心することを忘れてしまったりする時もあるのかもしれない。


そう思えたのは

今週末公開の映画を観たから。


「この世界の片隅に」


第二次大戦中の広島は呉を舞台に、ただただ、その状況を受け止め生きた

すずを取り巻く物語。


少しボーッとした彼女は

一見、こちらからは

流されているように見えるけれど

呉へ嫁ぎ、ゆっくり夫を愛し始め

配給物資が減る中で、嫁ぎ先の家族たちへのご飯を考え

やがて

激しい空襲が彼女を襲っても

すずは、目の前にある大切な命を守ることだけを考え。


空想好きな女の子が産まれた時代は

世界がワタワタしていて

どこぞの上の人たちが

戦うことが正しいなんて思ってしまい

皆が命を狙われてしまう恐ろしい時代。


徐々に世界が悪化していき

空から命を消す爆弾が投下されても

すずは、ただひたすら一緒に暮らす人と生きていく為の判断だけをしていて。


この作品

スゴイ力があってね。


"のん"に改名した

能年玲奈さんが、すずの声を担当しているのだけど

心の声的なナレーションみたいなものが好きではない私が

彼女の心の叫びを

一瞬たりとも聞き逃さないよう

耳と目と心で映画を捉えておりました。


そして大の大人がオイオイ泣いていたという、、、😿


作るべきテーマで、歴史に残したい映画。


人間って、欲張りでおバカさんだから

失い初めて、何を大切にすべきかに気付くのだろうな

とこの映画を観て、自分の感情で気付かされる始末😅


余計なものを持ち過ぎてるんだな現代人は。


とかね。


出逢いも多いから

まだまだ自分に似合う人(理想の人)が現れる

とか

どれどけ自分はスゴイんだという偉そうな考えまで持つ😅


与えられたこと、目の前にいる人が大事。


世界は広いから

自分が幸せに出来る、関われる人なんて

どう考えても出会えてる人。


だから

そこに細心の注意を払ってあげればいいだけなんだろうな。


そう気付いた

この映画との出逢いでした。