「セルフブランディング」


意味は

自分自身の魅力を理解し、自分の価値を高めること。


昨日の出逢いに、セルフブランディングという言葉がぴったりハマります。


そしての出逢いから思い出される映画は

「ウーマン・オン・トップ」



夫が経営するレストランで、一生懸命、裏方シェフとして働いていた妻が

ある日、夫の浮気現場を目撃し

家を飛び出し、都会で美しき女性シェフとして飛躍していくという物語。


母国スペインからハリウッドへ飛び出したばかりのペネロペ・クルスが

まるで自分のその後の姿を体現するかのような

セクシーでキュートなヒロインが、魅力を開花するまでを

色彩豊かにユーモアも絶妙なスパイスで入れ込んだロマンチックラブコメディの傑作。


この作品の見事な点は

女は男の胃袋さえ掴めば幸せな結婚を出来るという古来の考えを植え付けられたヒロインが主人公。


レストランの裏方として、顔を出さずに料理を作り、夫を影で支えることに徹した彼女は

夜の夫婦生活でも、つい自分がリードしてしまい、夫に嫌がられる日々の中で、夫の裏切りをキッカケに、抑えていた自分自身の魅力を放出させるという

思わず吹き出してしまうような、あり得そうなエピソードを交えながら

さりげなくフェミニズムについて訴える映画であることです。


最近の映画で、フェミニズム映画とネットでも騒がれている

「マッドマックス 怒りのデスロード」


ジョージ・ミラー自身、インタビューでこう語っております。


「物語の構築上、フェミニズムが必然だった」


女性の自由だけでなく、絶対君主制からの解放、リベラルを訴える映画であり

ひとりひとりの価値を訴える物語が、世界的に賞賛された理由なのですよね。


映画で


"誰もが人として価値がある"


と描くことで、深層心理で感銘するものの、頭ではなかなか切り替えが難しいのが現状。


父親から言われたことに、可笑しいと思いながらもどうしても逆らえずにいたり。


過去からの一般的な考えで、女性は家庭に入り、夫の為に家事をし、子供を産むのが妻の努めだからそうしなければ、という囚われだったり。


一般的な考えと言われる凝り固まった考えを取り外して、自分なりの考えを発する勇気。


周りからのウケを気にせず、自分が良いと思ったものを身に付けること。


保守的にならず、もっとアグレッシブルに、もっともっと人生を心から楽しもう。


そんなことをきっと女性達に訴え、後押ししている平野宏枝さんとナシャールさんに昨日出逢いました。


その人の魅力を引き出すヘアメイクをし、美しさを引き出す写真を撮ることで、女性として自信をつけてもらおうう。


私はたまたま、映画宣材をしていた塩野文子ちゃんが

フリーになり写真を撮ってもらったのを見て、良い写真だから宣材写真を撮ってもらおうと伺ったら

実はそんな熱い志しのもと、このお二人は撮影会を定期的に開催していたそうで。



ちょうど映画会社から

ある映画から恋愛心理テストの作成を頼まれていて

頭の中で構築中だったここ数日。


「あなたはこんな人」

という解説ではなく

心理カウンセリング学校の後、コーチングで学んだ

「あなたにはこんな魅力があるからもっと生き生きと」

と伝える解説を考えていた最中の出逢いは、とてもパワーある体験でした。


誰もが、価値があり、価値は人それぞれ。


人生の経験値がその人の価値になるのだから。


何より胸をはって自信を持って歩くことが大切。


自分の魅力は、意外や自分が一番わかっていない。



フリーの宣伝ウーマンになった塩野ちゃんも、更に輝くことでしょう✨