もう25回とな。


私も相当初期からサポート的な司会でお手伝いしているけれど

ひとりで映画賞を立ち上げた大高宏雄さんのエネルギーと

その志しに乗って、手伝う仲間たちの行動力に


毎度のことながら

皆、ホントに映画が好きなのですよねー。

皆、サービス精神旺盛なのですのよねー。


と感動しながら、気付けば、こちらもそれに乗って頑張んなきゃとなってるマジック。



色々、変化はしておりまして。


審査員も増え、私もいつからか審査員イチにもなり。


選ばれる作品も多種多様になり。


ミニシアターに特化しているように感じた日プロ大賞も、それはそれでバラエティにとんできて。



主演男優賞に「ローリング」の川瀬陽太さんとか


怖い人かな?とちょっとドキドキしていたら、ワイルドパンチなあんちゃんという感じで嬉しかった(笑)


もうひとりの主演男優賞の染谷将太くんの「さよなら歌舞伎町」オファーが

最初、川瀬さんに来てたという話にはビックリ!



染ちゃんよ、おめでとう、私は君の演技が面白くて仕方がない。




新人監督賞の安川有果監督の「Dressing Up」とか

確かに日プロっぽいし!



「恋人たち」で

新進プロデューサー賞なんか

日プロならでは、だもん。


しかも

サプライズに橋口亮輔監督と主演の篠原さんとかサイコーだし!



個人的には

監督賞の「野火」

塚本晋也監督、なんか、エラく嬉しく。


サプライズでリリー・フランキーさんが
ヒョコッと顔を出すのも

スタッフの声がけという力もあり。


前は、ここに

大高さんのトークショーもついておりました。


今は亡き若松孝二監督とかとトークした回は、かなり内容が挑戦的で面白かった。


最近は

トークショーをしていないけれど

大高さんがじっくり30分座って話したい相手が居ないのかもしれない。


私たちスタッフは

皆、普段、別々で、映画の仕事をしていて

この時にバチッと集まり、ウワッと打ち合わせして

あとはここの役割りで連絡して登壇オファーや素材やらを問い合わせ。


一番は

お客さんと授賞者に喜んでもらう映画賞授賞式。


二番は

この映画賞を知ってもらい、結果的に、授賞した作品を知ってもらうための媒体の呼び込み。


三番は

なんだろうな?


個人的には、声がかかる限り

続けていくことでしょうか。


色々、ダメなこともあったり、バタバタアワアワしているから

失礼なことをしてしまったり。


だから

「うわっ、すみませんでした」

もよく言う。



大高さんが立ち上げた映画賞だから大高さんの想いを一番大切に

いいとこ悪いとこ、反省しながら、より良く出来たらなぁ、と。


特別功労賞のカメラマン芦澤明子さん、お仕事で来られませんでしたが

黒沢清監督も絶賛する女性のトップカメラマン。


いらっしゃったら是非お話を聞きたかった。





多部未華子ちゃん、主演女優賞おめでとうよ!


めでたく、嬉しく、私は彼女の可愛いだけじゃない、なんとも言えない深みが好きだ。


今度の

雑誌「シネマスクエア」連載コラムに、記念写真を載せますわ。


作品賞「バクマン。」


大根仁監督と福山雅治さんがタッグを組んだ 

新作「SCOOP!」

かなりの出来らしいよ!


ワクワクするわ。