![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230619/17/satori-ito/c1/c4/j/o0465066015301300783.jpg?caw=800)
アラン・ドロンが好きだった母のお陰で
最初の一人暮らしを始めた頃
アラン・ドロン特集と銘打って、レンタルビデオ屋で毎晩、アラン・ドロン作品を見続けた時代がありました。
端正なお顔。
どこから見ても彫刻みたいだ。
整い過ぎてたり、美し過ぎる男性には、恋愛感情を持てない分
どうしてこんな1ミリも狂いのないパーツで設計されたんだろ?
と、ガン見してしまう傾向があり。。。
というわけで、アラン・ドロンを見続けた時
「山猫」やら「若者のすべて」が同じ監督の作品で
しかも
面白かったことから
今度は、この
「ルキノ・ヴィスコンティ」という監督の作品を見始めたのでした。
とくに
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」
なんて、昼ドラ過ぎる、ドロドロ不倫映画で、まだ20歳そこそこの若い私は、そんな!こんな!えぇ!
と興味津々、見入ってしまった記憶が。
で、ですね、また
「若者のすべて」を見なければならなくなり
見たら、色々忘れていたのと
大人になって見たら、尚更、面白いじゃないですかっ!
昼ドラ以上の
家族という内輪話しでワチャワチャと
男兄弟がひとりの女性を取り合ったり
嫉妬からとんでもないことをしでかしちゃったり。
だけど
兄弟愛が強く(ここはやっぱり家族愛が強いイタリア映画だからでしょうか)
その感情は、心の狭い私は理解出来ないf^_^;
今月末から
東京で開催される
「イタリア映画祭」でも上映されるそうですよ!
そうそう
日本では「ひとつ屋根の下」とか、男兄弟のステキ過ぎるドラマがございました、と思い出した。
それで
思い出した愛すべき作品。
コッポラ監督が
イケメンをずらりと揃えてくれた
青春映画
「アウトサイダー」
「ウェストサイド物語」のように対立するチーム。
そんなグループでカッコつけてた男の子たち。
その中に属する、やんちゃ過ぎるお兄ちゃん2人が大好きな弟ポニーボーイくんの悲劇。
C・トーマス・ハウエルが可愛いかった。
ラスト
スティービー・ワンダーの「ステイ・ゴールド」で更に号泣。
改めて
この顔触れをみるとなんと豪華なことか!
トム・クルーズが、一番左で、脇っぽい役だったのに
今や、一番出世した大スター!
あの頃は、マット・ディロンが、ワルなアイドル扱いでしたから。
日本では「若者のすべて」ってドラマがありましたが
嘘か本当か、この映画からインスパイアされて作ったとも言われてますが。
2人の男兄弟映画は結構あるけれど
中でも
香港の「男たちの挽歌」とか兄弟愛に満ちた傑作映画がありました。
レスリー・チャンが亡くなったのは本当に残念でした、はい。
男兄弟の強い絆、って、日本の映画では最近中々ない気がするけどf^_^;