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電気グルーヴの石野卓球さんは

想像をかるーく突き抜ける方で

台本を半分諦め、流れに身を任せ

楽しんだ舞台挨拶でした。


ピエール瀧さんがされるがまま(笑)


大根仁監督も「西遊記」の猪八戒と言われ(笑)


私も「司会者居たの?」と言われ

手をあげてアピールしておりましたっ!


ドキュメンタリー映画

「DENKI GROOVE THE MOVIE?

ー石野卓球とピエール瀧ー」


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卓球さんの倉庫に眠ってた25年ぶんの映像を

ドキュメンタリーにしたこの映画。


バルト9のカフェも電気グルーヴ祭り化してます。


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映画を観て、会うことにたじろいだ。


舞台挨拶に遅刻し、卓球さんに怒られるという

悪夢まで観て夜中4時に目覚めたら

深夜3時に台本の変更が入ってたという。。。


スターになりたい、アーティストとして成功したい

ならばかなり勉強になる映画。


もちろん、そうじゃなくても相当クオリティの高い

音楽ドキュメンタリーであり

見応えある内容。


アルバム「A」くらいしか持ってなかった私は

電気グルーヴをまったく知らなかったと

改めて気付かされ。


以来、「シャングリラ」が頭の中をループ。


凡人では、ここまで人を夢中にすることは出来ない。


飽きられない理由は、電気グルーヴは

毎回、意表をつくことをやり続けるから。


ファンから嫌われる覚悟で音楽に挑戦し続けている。


その覚悟と変化を楽しむ度胸に

参ってしまう映画だから。


親しい音楽プロデューサーさんが

言ってた言葉を思い出し。

「変態じゃなきゃスターになれないよ」


確かに、アーティストも俳優も

ぶっ飛んだところがなければ

ひとつ頭が飛び出ない。


感覚が必要以上にとんがってたり敏感だったり。


その瞬間だけでも

人からの目を気にしないように出来る

鈍感さだったり。


この先もずっと

電気グルーヴは、掴めない型にハマらない

ミステリアスさと危なげな魅力で

人を惑わすんだろうなぁ。


小悪魔的ってこと?!(笑)