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うっかりすっかりブログ更新遅れてますが

Twitterと違い、ブログはしっかり書きたいから。


で、月曜日は

もともと親しくしてる

映画制作プロデューサーの佐治さんや

宣伝の高木さんが携わってる

「流れ星が消えないうちに」

プレミア試写会。


こないだ

私のラジオ「シネマJUMBO!」と

動画番組「伊藤さとりと映画な仲間たち」

↑あ、YouTubeにもまもなくアップされますよ!


入江甚儀くんや、葉山奨之くん、渡辺早織さん

主題歌「流れ星」の塩ノ谷早耶香さん

挿入歌「柔らかな物体」桐島ノドカさん

芝山健次監督が登壇しました。


本屋で橋本紡さんの原作に出会い

なんとしてでも映画化したくて

橋本さんにお手紙を書いたそうです。


入江くんは、前に彼氏を事故で亡くした彼女を支えようと

する心優しい愛溢れた年。


しかも亡くなった元彼は自分の親友だったというんだから

それこそ本人だって心に重石がのしかかっているはず!


でもそんな巧というキャラクターを理解できると言った

入江くんと、自分にこの役(かっこいい役)は

似合わないと言った葉山くん。


けれど天体観測好きな役だからと、自主トレならぬ

天体系の本を読み漁って、役に挑んだそう。


理解出来て深く理解して演じられるは最高。


不釣り合いだと思っても

与えられた役に一生懸命向き合って入り込めてもよし。


経験したことがないことだって演じなければいけないのが

役者という仕事、ならば出来る事から。



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で、私ときたら

「岸辺の旅」浅野忠信さんと永瀬正敏さんトークショーの

写真をうっかり撮り忘れたのですが

しっかり、ひとりの監督とは写真を撮っておりました。


それが

現在公開中「ディアーディアー」で長編映画監督デビュー

となった菊地健雄監督です。


「岸辺の旅」の助監督もしていた菊地監督が

この日、同じテアトル新宿のレイトショーで

「ディアーディアー」上映前にトークイベントもあり

自ら劇場前でチラシを配り

制作プロダクション。オフィスシロウズの社長や

永瀬正敏さんと私が居た控え室にも

挨拶へやってきたのでした。


映画が大好きで映画の現場から入り

念願の映画監督へ。


それは兄、妹、弟、という小さな村に住む3兄弟の物語で

彼らそれぞれの脱出劇が速度を変えて変化球のように

描かれているのですよ。


「人をしっかり描いていれば物語は自ずと面白くなる」


日常の中で人々の行動を描く名手だと思った

2人の監督に

「群像劇ってどうやったら面白くなるんです?」

と聞いた時、この答えが返ってきました。


「そして父になる」の是枝裕和監督。

「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督。


菊地監督もその考えであることは映画を観たら納得出来る。


ひとり、ひとり、しっかりその人物のことを考えて

脚本を練っていかないとどんなにドラマチックでも

どこか拍子抜けで面白くなくなる。


浅野忠信さんや永瀬正敏さんが映画界で長く愛され

海外の監督とも仕事をし

また一緒に仕事をしたいと思われるのは

その人自身が映画を愛していて

大好きな監督の為ならなんでもやる!

くらいの心意気だからなんじゃないかな。



マーティン・スコセッシ監督の新作「サイレンス」に

出演した浅野忠信さんは、スコセッシ監督が好きすぎて

オーディションで一度落ちたと言われても

受け止めず、諦めず、またチャレンジして役をつかんだ

と言っていました。


永瀬正敏さんも前に

「日本の俳優ももっと外出て

 積極的に海外の仕事もしたらいい。

 日本も海外も関係なく、ボーダレスな映画が

 生まれていけば良い映画がどんどん生まれる」

みたいなことを。


皆、結局、映画が好きなんですよね。


アプローチの仕方が違うだけで。



というわけで

また改めて

今日行った「はなちゃんのおみそ汁」キックオフイベントは

ラジオや雑誌で紹介します。


ではでは。