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Bunkamuraさんとは舞台の製作発表の司会で

よく声をかけて頂いてるのです。


昨年の「ジュリエット通り」製作発表の司会以来。


シアターコクーンで岩松了さん作、演出による

舞台をまたまたやるというので呼ばれて会見司会と

囲み取材の仕切りもやって参りました。


岩松了さんのコクーンでのシリーズでは

「シダの群れ」がとても好き。


今回は帰還兵が主人公で、帰って来てからの家族と

環境に馴染めず、心の穴を埋められず悩む男の物語。


「青い瞳」


中村獅童さんが帰還兵

妹が前田敦子さん

妹の彼氏が上田竜也さん

母に伊藤蘭さん

父は岩松了さん

謎の男に勝村政信さん


このメンバーが登壇。


私自身、岩松了さんという役者が好きで

舞台も全部は見ていないけれど

独特の言葉の掛け合いから読み取る人間の内側が

やや薄暗くて、そこに惹き付けられ見てしまう。


大好きな伊藤蘭さんやあっちゃんにも再会出来

嬉しかったものの、裏で話す時間もなく

会見場へ。


「舞台は嘘がつけない場所。薄っぺらでは出来ない」

というようなことを獅童さんは口にしてた。


役者の友達で「舞台が好き!」という人たちは

どこまでもストイックでドMなのかもと思うのです。


ミスが許されず、ミスをもししてしまったら

どうやって物語の中を壊さずに乗り越えるかが

役者の力量だったりで。


今回の舞台

あらすじだけ読ませてもらい

なんて無情で

間違いなく見る人に戦争について考える

心理ドラマなんだろうと思いました。


私は案外、根が暗い気がする。


考えさせられる物語に

どうしても引き寄せられるから。