昨夜、テアトル新宿で開催した


第24回 日本映画プロフェッショナル大賞授賞式。


もう18年くらいは司会をしているこの映画賞。


いつのまにか

司会、イベント運営、花束ゲストブッキング

そして審査員と、役割が増えておりました(笑)





作 品 賞 「百円の恋」 佐藤現プロデューサー




監 督 賞 武 正晴 「百円の恋」




主演女優賞 二階堂ふみ 「私の男」「ほとりの朔子」




主演男優賞 池松 壮亮 「愛の渦」「海を感じる時」
「大人ドロップ」「紙の月」




新人監督賞 山戸 結希 「おとぎ話みたい」
「5つ数えれば君の夢」




新進女優賞 武田 梨奈 「祖谷物語‐おくのひと‐」




話 題 賞 「劇場版 テレクラキャノンボール2013」

チーム 監督=カンパニー松尾 




特 別 賞 品川  徹 「野のなななのか」

演技と、長年の俳優活動に対して





この映画賞授賞式


スポンサーなし、しがらみなし、邦画愛だけ(笑)


文化通信社の大高宏雄委員長のもと

テアトル新宿のスタッフ

映画宣伝の人、マスコミ業界の人による

皆のただの日本映画愛で授賞式は作られているから

毎年、バタバタしながら、手弁当で作られます。


そこにヘアメイクさんやカメラマンを引き受けてくれる方。


だからこそ

受賞して出席を承諾してくれる人たちも映画愛から。


俳優も監督もプロデューサーも

花束ゲストを引き受けてくれる人たちも

その映画や受賞した人たちへの感謝の気持ちから。


主演女優賞の花束プレゼンター太賀くんも

主演男優賞の花束プレゼンター門脇麦ちゃんも

「二階堂ふみちゃんを祝いたい」

「池松壮亮くんにはお世話になったから」

そんな思いで来てくれ


品川徹さんの花束プレゼンターの大林宣彦監督は

「サプライズで常盤貴子ちゃんを呼んだからね」と。


大人数のゲストに、いたらないところもあったり

そんな私や皆の穴を埋めてくれる

受賞者側の映画宣伝&製作スタッフの手助けや

裏での進行打ち合わせで、声を出して招集をかけてくれた

武正晴監督や各映画制作プロデューサー

そして時間を押しても快く待っていてくれた

池松壮亮くんや二階堂ふみちゃんや武田梨奈ちゃん

そして安藤サクラちゃんにも感謝がいっぱいです。




そして劇場に入れなかったファンの方々が

会場入り前に会いに来てくれ

出産前のお祝いをくれたり



日プロ大賞授賞式に来てくれたファンの方々が

プレゼントをくれたり。


そして映画賞スタッフ、関係者、受賞者の皆

花束プレゼンターに来てくれた人

皆がお腹を触ってくれ

「元気な赤ちゃんを」と言ってくれたり

大林監督は

「伊藤さんが一番おめでたいじゃないの」と微笑んでくれ。


そうね、ふみちゃんが会うたびに言ってくれる

「赤ちゃん大好きだから、産んだら必ず会わせてね」

がいつか叶えられたら楽しいだろうな。


今回の映画はどれも大好きで

仕事でも良く関わる俳優、監督、プロデューサーばかりで

大好きな人たちばかりのお祝い式だったから

産前最後の映画イベント司会になって良かったと思うんです。


客席の一番前にカメラマンの皆に混じって座って

司会をした無礼を許してね(苦笑)


もっと沢山

ベストショットを姉であるスタッフが撮ってくれたので

次回の雑誌「シネマスクエア」私の連載ページにて

ドド~ンと掲載します。


そして

明け方までオールナイトで映画も楽しんでくれた

観客の皆さん

心から感謝しています。


そんな映画愛に満ちた映画ファンの人たちによって

ミニシアター系の日本映画は

特に助けられているから。



ちなみに。。。


審査員による全体のベストテンは下記です。
 

第24回日本映画プロフェッショナル大賞ベスト10


第1位 百円の恋 武正晴監督 安藤サクラ・新井浩文

第2位 私の男 熊切和嘉監督 浅野忠信・二階堂ふみ

第3位 ほとりの朔子 深田晃司監督 二階堂ふみ

第4位 愛の渦 三浦大輔監督 池松壮亮・門脇 麦

第5位 野のなななのか 大林宣彦監督 品川 徹・常盤貴子

第6位 ぼくたちの家族 石井裕也監督 妻夫木聡・池松壮亮

第7位 海を感じる時 安藤尋監督 市川由衣・池松壮亮

第8位 ニシノユキヒコの恋と冒険 井口奈己監督 竹野内豊

第9位 水の声を聞く 山本政志監督 玄 里・趣 里

第10位 おとぎ話みたい 山戸結希監督 趣 里

第10位 東京難民 佐々部清監督 中村 蒼・大塚千弘



観てくださいね

心の残る映画ばかりだから。