小さい頃

大好きだった絵本

「100万回生きたねこ」


5月末に外の世界へやってくる予定のお腹の子に

読んで聞かせてあげたくて

今日、買って来ました。


あなた(を)必要とする人と生きるのもいいけれど

あなた(が)必要とする人と生きることがきっとシアワセ。


もうすぐ公開の「アメリカン・スナイパー」は

きっとこんなテーマにも触れてるんだろうな。


私は、戦争についても世界についても

よくわからないので

そういう見方しか出来ないのです。




実はね、ついこないだまで

妊娠していることが噂になっているのが面倒だった。


でも最近になって

すごくシアワセなことなんだと気付いて

今はこの環境が、お腹にいる我が子にも

スペシャルな体験なんだと思えてきたら嬉しくなって来ました。


映画の舞台挨拶現場で会う

女優さんや役者さん、監督から

お祝いの言葉をもらえ

お腹を触ってもらえ

沢山の人に出会うから

その度に「おめでとう」と言われるなんて

うちの子はどれだけ多くの人に祝福されているんだろうと。


バレンタインの日


「悼む人」の初日舞台挨拶で会った

貫地谷しほりちゃんからの思いやりチョコや

「娚の一生」初日舞台挨拶に観に来ていた

映画ファンさんからのスウィーツのプレゼントや

温かな握手だって、全部、愛なんだから

この子にもちゃ~んと届いてるんだもの。





私の世界はとても小さくて。


好きな映画の仕事だけで回っていて

あとは好きな人たちとの時間だけで十分だったから

それ以外の社会のニュースや仕事への興味も無く

ふと気がつくと、世の中のニュースについて行けてなくて。


それさえも気にならなかったのは

自分のシアワセへの作業でいっぱいだったから。


だけど

あとひとつシアワセになれるのが

「大好きな人との子供を産み育てたい」

という身勝手な欲があって

それがきっと

「私(が)必要としているこの先の人生なんだ」

と気付いた時に、授かれたのだから

本当にラッキーなんだと。


最高にシアワセなことなんだと。


多くの人に愛される作品を作る人や

多くの人に愛される人や

誰かに愛されている人に

お腹を触られているうちに

やっと気付いた次第です(笑)


ありがたや。