数々の映画来日会見や舞台挨拶で
困難を一緒に乗り越えるのが通訳さん。
私はそんな違う言語で言葉を操る通訳さんの大変さを
毎回、気づかされながら仲良くしてもらってるのね。
で、映画英語通訳の竹内万理さんとおととい
六本木ミッドタウンにある
「ユニオンスクエア東京」ランチ。
翌日は、英語翻訳家のご近所お姉さまと
ラーメン「camino」で野菜塩つけ麺。
通訳や翻訳家さんは、もちろん英語が好きで
学んだのも事実だけれど、なにより言葉がスキ。
言葉を上手に伝えるのが得意じゃなくても
その言葉にどんな意味が隠れているのか
探求する気持ちが人一倍強いのね。
そして、ひとりでも多くの人に分かるように
しっかり伝えたい、の意識が強く。
私の司会という仕事も、言葉を上手に操ることより
美しい発音で語ることより、しっかり聞いて
気持ちを読み取って、その言葉に隠れた深い想いを
また質問する「見聞き」力だと思うんですよね。
真剣に耳を傾けてみて
それを自分で勝手に納得しないで
「それってつまり?」「それってどういうこと?」
と尋ねていたら、きっと
「こいつ、真剣に話を聞いてくれてる」
って思って、説明してくれると
私は勝手に思ってて。
それが、会話=コミュニケーションだと
実は思ってるんです。
話術上手にならなくていいって。
どら焼き、だよ、茶ドラえもん。