![2014052217060000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140522/21/satori-ito/50/6c/j/t02200391_0360064012949605269.jpg?caw=800)
仙台へは、映画絡みでの震災後の復興でしか
行ってないんです。
震災後初の映画舞台挨拶になった
あの年の5月、キャスト、監督、スタッフと行った
『GANTZ』二作目の日。
崩壊した湾岸の道路、平原と化した町を車で
皆で通ってから宮城県名取市の崩れかけた
ショッピングモール内の映画館で沢山の笑顔と涙に
迎えられた日。
それから伊坂幸太郎氏の作品を映画化してきて
仙台へ熱い想いを持つ中村義洋監督が
震災後初の仙台ロケで映画を撮るというので
『ポテチ』撮影現場である仙台駅近くのマンションへ
自分のコラム連載をしている雑誌「シネマスクエア」
として遊びに行って写真も撮った日。
去年は、スターウォーズのコスチューム団体
501部隊が石巻で復興イベントをすると聞いて
MCでボランティア参加させてもらった日。
そして今日もそんな気持ちで仙台駅へ
ひとり降り立ちました。
![image0134.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140522/21/satori-ito/49/81/j/t02200293_0800106712949589246.jpg?caw=800)
監督と俳優の皆が行けない代わりに
仙台の映画館で『ぼくたちの家族』報知新聞試写会
トークゲストとして立ったんです。
![image0133.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140522/21/satori-ito/a5/43/j/t02200293_0480064012949589753.jpg?caw=800)
監督とキャスト皆から預かったサイン寄書きと
皆からの作品への想いを届けて来た。
そして、震災後、最初に舞台挨拶で
宮城県名取市に監督とキャストと行った
『GANTZ PA』話しには拍手が湧き上がってね。
去年は石巻へ
スターウォーズなコスチューム団体501部隊が
復興イベントをするからと聞いて、MCとして
一緒に参加させてもらっている
と話すと身を乗り出して聞いてくれ。
![image0132.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140522/21/satori-ito/8e/bc/j/t02200294_0800106812949588000.jpg?caw=800)
明日、スポーツ報知東北版に掲載される写真。
そこには仙台の皆さんが手を振って参加してくれて。
映画を通して、誰かの想いを届けるお手伝い。
なんてかっこいい言い方だけど
今日は、映画の仕事を通して出会って体験した
沢山の映画からの感謝と共に
私の想いと感謝を届けることが出来た。
ありがとう、皆。
しかもね
スポーツ報知のスポーツ記者を若い頃にやっていた
と亡くなった父に小さい頃よく聞かされ
誰かの言葉を伝える仕事を身近に感じていたから
今の仕事に必然的にたどり着いていて
『ぼくたちの家族』という映画は
自分が家族についてどう想い、接してきたかに
深く気付く作品で。
東日本大震災の日。
東京でひとり暮らしをしている中で
母もひとり暮らしで、姉夫婦も別で暮らしていて
繋がることの絶大な安心感と
家族の大切さに気付いたり、今の仕事の大きさや
誰かと支え合って生きることの意味に
やっと気付いた体験だったから。
ちょっと暑苦しいくらいの感慨深い今夜デス。