![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140514/23/satori-ito/ae/2e/j/t02200147_0800053312941366674.jpg?caw=800)
昨日の完成披露試写会の来日舞台挨拶から
今朝の来日記者会見の司会と、2日間一緒だったのが
『ブラックスワン』『レスラー』などの
ダーレン・アロノフスキー監督。
ベジタリアンな彼の控え室には
映画宣伝マンのちょっとした気遣いが素敵な
手書きの英語解説付きベジタブルのクッキー。
![image0122.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140514/22/satori-ito/1e/89/j/t02200295_0480064312941292491.jpg?caw=800)
新作『ノア 約束の舟』公開前に来日したのです。
旧約聖書にちょろっと出てくる「ノアの方舟」伝説。
殺し合いをする人間を嘆いた神の声を聞いたノアは
神が洪水で生物を排除することを知り
沢山の動物たちを乗せる為の方舟を作る。
聖書の英雄ノアを演じるのは
監督が大好きな『グラディエーター』に出てた
ラッセル・クロウ。
表情だけで葛藤や屈強や苦悩を表現する俳優で
強靭なヒーローにはピッタリだということから。
神の意志にただただ従う彼は
愚かな人間である自分たちをどう裁き
神の意思に従い、愛する家族をも滅ぼすのか?
圧巻の映像と人間の弱さと強さや、愛とは?を知る
家族の姿を綴った作品でした。
![image0121.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140514/22/satori-ito/8b/4b/j/t02200294_0480064112941292995.jpg?caw=800)
そこからまもなく公開の韓国映画
『ミスターGO!』
ふなっしーの子供野球教室付き試写会の司会へ。
主人公はこのゴリラ(映画ではリアルな姿)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140515/10/satori-ito/ba/e3/j/t02200147_0800053312941688797.jpg?caw=800)
資金難に苦しむ中国のサーカス団を救うため
母のように慕う団長の少女を救うため
ゴリラが韓国のプロ野球チームに代打として入団!
人間の心を理解し、少女の為ならど辛いことも耐え
少女の為なら足の痛みにも耐え
大好きな少女を守る為なら命さえ投げ出すゴリラのGOに
もう涙、涙、涙、なのです。
明日は、この映画に出演している
オダギリジョーさんに私のラジオ「シネマJUMBO!」
インタビューもしてくるのだけどイイ味出してます(笑)
![image0123.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20140514/22/satori-ito/29/c7/j/t02200164_0800059812941293676.jpg?caw=800)
そして今夜の締めくくりは
大ヒット公開中
『アメイジング・スパイダーマン2』上映後
プロフィギュアスケーターの織田信成さんと
映画の感涙ポイントを語らうトークショーでした。
“ピーター(スパイダーマン)とグウェンの恋愛シーン”
「"あなた(方)は希望の星です”
というグウェンの台詞にグッと来た!」
そうめちゃくちゃ感動した表情で語った織田さん。
息子さんがスパイダーマンを大好きなんだそうで
トーク終わりに裏で記念撮影をして
織田さんと握手をして帰って来たんですよね。
いつになく映画3本の司会をして
長い一日だったんですが
タイプの違う異なるヒーローが出て来る映画の仕事をし
はたと気付いたんです。
3本の映画に出て来るヒーローより、ある瞬間強いのが
(ノア)ヒーローを支える妻だったり
(ミスターGO!)育ての親の少女だったり
(アメイジング・スパイダーマン2)恋人だったり。
彼女たちを助けなきゃ、守らなきゃ、の前に
彼女たちがヒーローであり、ひとりの男(オス?)である
彼らを見守っていて、彼らがぶれそうな時、弱っている時
叱咤激励をする存在だったり。
ヒーローの影に強い女性あり!
ダーレン・アロノフスキー監督が『ノア』で言っていた。
「これは宗教というより、エンタテインメントであり
サスペンスアクションであり、人間ドラマであり
何より試練をどう乗り越えるか家族の愛の物語なんだ」
『アメイジング・スパイダーマン』1&2の
マーク・ウェブ監督も
「この映画は若者たちの友情と愛と葛藤
若い恋人の2人が試練をどう乗り越えるかを描いている」
と前に言っていた。
ヒーロー映画って、どの作品も根底には
「試練を乗り越える愛」
という普遍的なテーマが流れているんです。
追伸:『いのちのコール』でのコメントありがとう。
映画と共に私の周りや私自身の最近からの
私的な想いに、一緒に寄り添ってくれた文章
深い想いが伝わって来ました。
ありがとう。