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今朝の「めざましどようび」出演

見ていただいてありがとうございます、なのです。



そして今日


今年の仕事納め、というか

年末のご挨拶、というのが

昨年から審査員にさせてもらった

日刊スポーツ映画大賞授賞式。


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『そして父になる』でついに監督賞を授賞した

是枝裕和監督。


授賞式後、嬉しくて、挨拶に行き、審査員のひとり

共同通信の須永さんを巻き込んで記念撮影をしました。


是枝監督もそうですが

この授賞式で賞を受けとる監督や俳優陣のほとんどと

映画の舞台挨拶や記者会見で司会としてお仕事していて

私にとっては同志みたいな、仲間みたいな感覚で。


18年くらいかな? 


各映画会社さん皆から

映画司会者として育ててもらってここまで来て

映画賞の審査員として、恩返しみたいになってます。


松田龍平くんや真木よう子ちゃんと会場で会えたのも

感慨深くて、いつも以上に嬉しかったですが

伊藤蘭さんの涙に、涙腺が緩みました。


この受賞式。


選考会の模様の一部が、各発表時に流れるんです。


伊藤蘭さんへの応援コメントのVTRで

私の言葉が流れ、恥ずかしさと共に

女性としても女優としても尊敬する大好きな方だったので。


舞台でも映画でも

演技に女性らしさと母性が溢れていてね。


『少年H』では、夫の水谷豊さんの妻役で

それこそ信頼し合っているからこその温かな目の演技が

凛としているのに、時に脆い、女と母の姿で美しかった。


激しく恐ろしい空襲による火の中で、愕然としながらも

夫の大切なミシンを持って行こうとする

女らしいとっさの判断。


ボロボロの借宿での暮らしでも

隣の家族におにぎりを分けようとする母性の証も

脳裏に焼き付くくらい愛に溢れていたから。


演技だけではない、生き方ありきの表現力。


演技だって、演出だって、文章だって、言葉にだって

才能だけではない、その人の生き様

考え方が反映するもの。



だから、育ててくれた映画界に、出来る限りの

恩返しを色んなカタチでし続けていきたい。


機会を与えてくれた日刊スポーツさん

ありがとうございます。


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これ、日刊スポーツのキャラだそう!?


知らなかった(笑)



来年は、馬年ですね。


ご利益あるお守りだそうなので、皆にもご利益のお裾分け。






あと、動画番組「伊藤さとりと映画な仲間たち」


映画『黒執事』の優香さんと大谷健太郎監督対談

現在、YouTubeで見られます。


http://www.youtube.com/user/itosatori


ひとりでも多くの人が見てくれると

この番組、続けられるんです(苦笑)


力になって下さい。



最後に。。。


今年、一年、ありがとう。


ブログでは、笑顔だったり、真面目だったり

涙目だったり、肩を落としていたり

文章から色んな表情の私が

チラチラと顔を出していたと思います。


それでも離れずに読んでくれ

支えてくれる言葉をくれたり

一緒になんとなくトーンダウンしてくれたり

共鳴してくれてありがとう。


私と実際に会っていない人でも

固定概念を外して語りかけてくれるのが

なにより嬉しくて支えです。


意外と、脆くて、ゴメンね。


こうやって、見守ってくれるアナタに支えられ

私は、映画という芸術を

多分、少しは支えられていると思うんですよ。


また、来年、会いましょう (^_-)☆