そうですね、もう来年の映画の話が出る時期。
とはいえ、私の私生活はいたって質素。
映画『ファイアbyルブタン』司会用にヒールは買って履いてるけど
舞台用にステージでしか履かずに
移動時は、エンジニアブーツでひとりランチ中です。
朝のイベントでは、板野友美ちゃんが
「ルブタンが似合う大人女子。
黙っていても立っているだけで
色気が醸し出される、そんな大人の女性になりたい」
と言っていた。
今日の日刊スポーツ新聞で発表になった
今年の日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
主演女優賞
真木よう子ちゃんは、そんな大人女子だと思うのです。
31歳、一児の母親、艶やかな雰囲気と三日月みたいな輝き。
審査員を去年から続騰してるこの映画賞。
28日の授賞式でまた会えるのを楽しみにしつつ
これが今年の結果です。
今年は、新たなメンバーさんもまた加わり
斬新な見方や分析が出てきて、笑いがあったり
ある賞については投票放棄があったり
熱くて激しくて楽しくもありました。
私は、評論ほど難しいものはないと思うの。
映画=人を評論する、ということで
もともと人について決めつけるのが嫌いな性格の私が
しかも議論も苦手なのに役不足にならないか心配で。
でも、今までの仕事の集大成であり
現場の人から話を聴く機会に恵まれた映画司会の立場で
見て聴いたことを代弁しながら感じたことを言えばいい、と。
二年目ですが、そんな形で声を残せたらいいのかもしれない。
駅に降り立って、猫のクリームパンと目があって
買ってしまったけれど、誰にあげるか考えるのが好き。
いつの間にか、大人の女性になってた。
小さい頃の理想の私になれてるんだろうか?
少なくともね、後悔していない。
大好きなものに正直だし、弱いところにも残念なくらい正直で。
好きなものの中に、ダメなところを見つけた時、愛しいと思えたら
ずっと好きでいられる自信がつくから。
仕事もなにもかも、そんな感じで進む道を選んで。
先の未来に欲はなく、ただ、確かに不安。
でも、出会いやタイミングに身を任せながら
きっとニヤニヤしたり挫けたりして生きてる大人少女でしょ。
スタバでソイラテを飲んでX'masソングをぼんやり聴いてます。
こんな過ごし方も小さな幸せだと思っちゃうんです。