伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

懐かしい町、日野へ。 朝7時半に。


14歳の頃、初めての BFが日野に住んでてね。


よく通った、甘酸っぱい想い出です(笑)


というのも、映画『JUDGE』で司会をしたのを機に

古波津陽監督と仲良くなり

「映画を知る上で現場を見たい」

がフツフツこの頃沸き上がり

ドラマの撮影現場にエキストラになるついでに

見学体験して来たんです。


映画を語る、紹介することを仕事にすると

実は簡単そうで難しいと最近思っていたから。


「映画感想家」なら誰だってなれる。


けれどメディアで映画を紹介するには

その言葉の裏に、多くのスタッフが関わって

色んな苦労の中、作られた映画であることを理解した上で

しっかり映画を見て、細部を見て、ステキなところ

気になるところ、自分の意見、製作サイドの想いを

口にする責任を感じてしまって。


好きだからその映画を探求し、リサーチすること。


長年、映画評論だけで今まで生きて来た先輩達と話すと

「それが映画評論というもの」と気付いてしまって。


改めて、初心忘れるべからず。


しかも映画評論家という人たちや映画を見る人たちに

「日本映画がダメになってきている」と言われることが

増えて来た今日この頃。


そんな面白い題材が目の前にあるなら

調べて、一緒に頑張りたいじゃない!と最近思うのです。



今日は不思議な一日でした。


少女の頃の自分に逢いに行く感覚を味わった日。


伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


だってその後

友達の恋愛カウンセラー羽林由鶴さんの

出版記念トークイベントを覗きついでに司会もして。


本のタイトルは

「人見知り女子の恋愛法則」(角川書店)


横に居る角川書店の豊田さんが愛を持って編集した本。


「人付き合いが苦手だって、恋愛は始められる」

「人見知りは、悪いことじゃない」

「人見知りは、誰より人の気持ちがわかる人」


そんなステキな言葉がいっぱい詰まっていて

講座でも涙を流す人が何人も居てね。


伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba


私は、ユズさんが作ったチャートによると

「誰かを人見知りにする人」=「人見知りじゃない人」


「ありのままで生きているから

 相手も色眼鏡で見ないし、人の目が気にならない」


 と良いことみたいですが、そんなこともなく。


「人の目」気になっていた時もあったかもしれない。


ただ、「無敵そう」「何を考えているか分からない」とか

第一印象をあまり良い言葉で表現される方ではなかったから

運良く「期待されず」にここまで生きて来たから

人にも「期待を持たず」に生きてきたのかもしれない。


だって

「第一印象でこういう人だと決めつけられる」

ことや

「ちょっと関わっただけで決めつけられるのって

 あまりに悲しいことだから」

と小さい時に感じて。


しかも私は、ダメなところもいっぱいある人間だから

「ダメなところも愛してくれる人と一緒に居たい」し

「相手のダメなところも知った上でやっと好きになる人」
 
らしく(苦笑)


確かに、普段から誰に対しても心を全開に出来ない私は

深く関わっていって、好きになった人にしか

心をしっかり開けない、もったいぶった猫型です(笑)


人見知りではないけれど

それもアリだと自分を許して、ありのまま(苦笑)


構えず、逃げず、無理せず、ありのままで

その場に居た人との会話を楽しめ

運良く仲良くなれたらラッキー。


あ、きっとそんな私が映画の司会者として

代表インタビューを本職にしてるのは


「心を全開にしなくても大丈夫かな?

 だけど、その時、言いたいことを

 上手く誰かに誘導して引き出して欲しい」


 と

沢山の人の前で自分の気持ちを言わなければいけない

俳優業を仕事にする人たちの気持ちが

なんとなく分かるからなのかもしれない。


伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba