ひとつ前のブログへのコメント

心に深く言葉が落ち、ありがたいな、と改めて思いました。


私が目指している仕事への姿勢や生き方を

言葉でそのまま表現して下さったことが、自分自身の

誇れる生き方に繋がったというか、伝わって良かったって。


ありがとうございます。


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今更ですが、土曜日の映画な仕事について。


森田修平監督、大友克洋監督、安藤裕章監督

カトキハジメ監督、浅沼誠エグゼクティブプロデューサー


このメンバーが揃った豪華な舞台挨拶の司会が

日本のトップアニメーターによる

『SHORT PEACE』です。


「ガンダム」でお馴染みのカトキ監督が作った

「武器よさらば」に登場するゴンクの3Dが

丸の内ピカデリー3で7/28まで展示されています。

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大友監督も欲しがった精密な作品。


大友監督は長編映画の構想について

「あるけれど、ここではちょっと言えない。近いうちね」

と呟いたけれど、今回みたいな短編映画については

「最初のイメージが大切で、それを映像にすればいい。

 全部説明する必要がないのが短編の魅力」

 と言っていました。


後世に残したい今の時点で最高峰と断言出来る

日本のアニメの力が集結した映画芸術だと思います。


そうそう、『AKIRA』の世界的人気は客層を見れば納得。

外国人の方も数人、客席に見受けられたのだから。


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そしてレイトショーで司会をしたのが『不安の種』


石橋杏奈ちゃんは動画番組「伊藤さとりと映画な仲間たち」

にも出てもらい、今、Youtubeで見られると思いますが

この日は、須賀健太くんと浅香航大くんと長江監督も登壇。


「原作を読んで、オチョナンさんって可愛いと思った!」

 そう裏で言った石橋杏奈ちゃんを皆が不思議がって笑い

それでも実際はホラーが大の苦手で

見る人に不安を煽るため、あえて難解な時間軸にして書いた

長江監督の脚本を読んで

「分からなすぎて考えるのをやめ

 不安の中でその場で感じたままに演じました」

 と言った石橋杏奈ちゃんの二面性の恐ろしさと

後味の悪さが見る人の不安感を増大させるという

まさに監督の狙い通りになった作品でした。


こんな「不穏」な余韻が残る映画は日本映画だけしか

作ることが出来ない「心に潜め過ぎ、重く黒くなった感情」

の映像表現だと、海外の映画をよく見る分、実感しました。