ジョニー・デップが主演の新作『ラム・ダイアリー』
今朝はお笑い芸人の「平成ノブシコブシ」のお2人と
マスコミの取材に来た方達の前で
「日本のジョニー・デップになれるのはどっちだ対決」
トークショーをやって来たんです。
しかもジョニー・デップの熱狂的ファンさん9人が審査員。
来日のない洋画は、こうやってメディアが取り上げてくれる
何か仕掛けを考えて、イベントをやって取材に来てもらうんです。
芸人さんたちは、それを身体を張って協力してくれるから
すごく有り難くって、それが活かされる為にも
司会はリアクションのスキルをあげなくちゃ、と
昔、初めて芸人さんたちとお仕事をした時に痛感し
瞬時のボケとツッコミを見て勉強したものです(苦笑)
平成ノブコブさんは、気遣いの人達で、審査員の一般の人達にも
楽しんでもらえるようにツッコミを入れていました。
楽しかったと映画会社さんが感謝してたくらい。
そして夜は、来日舞台挨拶付きのジャパンプレミア
『The Lady アウン・サン・スー・チー ひき裂かれた愛』
リュック・ベッソン監督とミシェル・ヨーさん舞台挨拶の司会。
ミシェル・ヨーさんの長いコメントは、それだけ今回、
自分がスー・チーさんの生き様に共感して、脚本を
ベッソン監督に持ちかけた経緯の映画化だったことを意味してて
熱い熱い想いが詰まっていました。
上の写真は通訳の大倉美子さんなのだけど
そんな時、通訳の人達のスキルや気遣いを私は実感するんです。
「長いコメントをそのまま訳したら時間取られちゃうから
少し短めにした方がいいよね?」
「ベッソン監督は、写真撮られるのが好きじゃないから
さとりん、連繋して写真の視線指示は早めにしよう」とか。
ただ、訳す……だけじゃダメで
イベントをスムーズに楽しく演出し、尚かつ映画の知識も必要。
だから限られた通訳の方達が来日記者会見や舞台挨拶の通訳として
活躍しているんですよね。
私は、そんなプロのお姉様方に助けられながら
一緒に仕事をさせていもらっています。
ちなみにこの蘭、結局、つけなかったけれど
ビルマの希望の星であるアウン・サン・スー・チー女史が
人前に立つ時に必ず髪につけている花。
夫、マイケルと互いの誕生日には蘭を贈り合っていたという
逸話もあるんですよ。
特別な日に、自分にとって特別な人へ欠かさずプレゼントをする。
そんな愛に溢れたスー・チー女史だから
ビルマの人々が民主化運動のリーダーだからだけじゃなく
愛していて尊敬しているんです。
そんな風に自分が愛する人への敬愛を忘れない
女性でありたいデス。