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森田芳光監督の直筆「ありがとう」がエンドクレジットに付いた

『僕達急行 A列車で行こう』


初日舞台挨拶と打ち上げの司会を終えて帰って来た土曜日。


昨年末の森田監督の告別式に司会をした日に感じたこと。


森田監督に頼まれた不思議な責任感みたいなもので特別上映会も

そして今日も迎えたのだけど、爽やかな感動が押し寄せて来た。


「普段あんなにTVで喋らないのになんか喋らなきゃって

 勝手に責任感が生まれちゃって」


そう、「王様のブランチ」生出演から初日舞台挨拶の

渋谷TOEIにたどり着いた松山ケンイチくんは言ってたけれど

すごく分かる気がした。


舞台挨拶の最後に松ケンくんや貫地谷しほりちゃんや

村川絵梨ちゃんに

「森田監督へのありがとうと言うか、伝えたい気持ちは?」

 と聞いた後に、皆の話しを聞きながら涙ぐんでいる私は

完全に変な感覚だったから……。


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「映画の初日は手から離れるのではなく映画のスタート」


そして映画のチームとは、製作だけではなく、宣伝チーム

劇場スタッフ、映画に関わる全ての人がチームだと

生前、森田監督はよく言っていたそうです。


そういう意味では

初日舞台挨拶に来たお客さんたちもチームだと思ってる。


一緒に映画のスタートを祝う仲間。


今日なんてすごく感じる大きな大きな拍手に包まれて

舞台挨拶がスタートしたから。


映画だけじゃない。


どんなことでもそうだよね。


何か同じ目標を持って進む人は、人生のチームなんだと思う。


自分だけで出来ることなんてひとつもないんだよね。