伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba
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きっと昨日、試写で観た大好きな映画のせい(苦笑)


『スター・ウォーズ エピドー1』3D

を力を入れて観てたに違いないっ。


目の疲れで頭と目がガンガンし、バタンキューとなって

今、復帰したところです。


昨日の出来事、それはこのオスカー像にもあるとおり

本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞

作曲賞、衣装デザイン賞と言う最多5部門受賞の映画


『アーティスト』来日ジャパンプレミア司会でした。


「良い映画を作りには、一にストーリー 二にストーリー

 三にストーリー、と教わった」

 
 そう、ミシェル・アザナヴィシウス監督は言っていた。


中谷美紀さんが花束ゲストだったのだけど

フランス語で映画を絶賛しながら普通に監督と作曲家の

ルドヴィック・ブールスさんと控え室で

お喋りをしているのには恐れ入りました。


フランスが大好きでフランス語を勉強したことがあったそうな。


「映画の音楽の入り方が素晴らしくって!

 登場人物の感情をタイミングよく見事に音楽で表現してて

 どうやって音入れをし、音楽と合うように撮影したんですか?」


そう裏で中谷さんが聞くと、監督とルドヴィックさんが丁寧に

こう答えておりました。


「シーンによっては、イメージにあう曲を流しながら撮影し

 例えば、ペピー(ヒロイン)がヴァレンティン(主人公)の

ジャケットの袖に手を入れ、踊るシーンは

すでに作っておいた曲を流しながら撮影したんだよ」


音楽を聞きながら演技をする……

まさにサイレント映画ならではの撮影方法!


本当に惚れ惚れする愛おしい映画となりました。



そうそう、メリルの来日ちょくちょくしている?質問。


舞台挨拶で私が確かに言っていました。


旦那さまが彫刻家で、作品が日本にあることもあり

その関係で付いて来ていることもよくあるそうですよ。


ミシェル監督とルドヴィックさんは前作『OSS 117』含む

監督デビュー当時からの相棒で友達だそう。


信頼関係の中、一緒により良いものを作ろうとするには

お互いをよく知ることが一番大切なんですよね (o^-')b