伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

「なんで星のかたちなんですか?」

この山田くんの問いにスタッフが答えたのは。。。


「好きな人と結婚出来るよう星に願うという意味で」


なるほど~、とボードの型と映画のテーマをかけたことに感心。


『指環をはめたい』


全部で4ステージの舞台挨拶司会を終えてカテキン緑茶中。


山田孝之くんとも別れ際に今年のご挨拶を一応交わし

やっぱり今年も一番お仕事した俳優さんデシタ(笑)


女優陣もタイプ違いでも皆、笑顔が多い癒し系であるのは共通。


舞台挨拶で聞いた

「主人公、輝彦のように記憶喪失になって

突然、目の前に自分は恋人だと名乗る人が現れたら?」

この質問に

岩田ユキ監督や小西真奈美さんや池脇千鶴さん

二階堂ふみちゃんが

「様子を見ながらまずは真実を確かめる」

と答えたのに対して

「相手を傷つけたくないから付き合う」

と答えたのは真木よう子さん。


「もし恋人なら前に出会って情熱的に恋に落ちたら

記憶が無くてもまた会ったらそうなるだろうし

じっくり一緒に居て恋になったなら、またそうなるだろうし

場合によって違うけど分かるんじゃ」

的に答えたのは山田くん。


そんな意味でも、この映画を見ると

登場人物のシチュエーションと照らし合わせて自分の場合は?

と考える楽しさがある映画だと山田くんが言ってたのは納得。


岩田監督が一人一人のキャラクター像を丁寧に考えて

性格から、服装や発言、持ち物まで設定した説得力ある

リアルなラブファンタジーなんだと思いました。

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そう言えば最初の渋谷はヒューマックスシネマのロビーには

私が作った映画キャラクター心理テストがありました。


皆もやってくれたので嬉しかった。うん。


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川崎の最後の舞台挨拶では

チネチッタさんが用意してくれたシャンパンと

パンのサンドイッチ詰めを皆で頂いて軽く打ち上げをした。


山田くんが好きだと言った喫茶店で3人の恋人と立て続けに

デートするシーン。


大森のレトロな喫茶店でローテーションのように

3人が別々に座るテーブル移動をし、早送りで見せると

監督が言うので、スローモーションのような動きをして

一気にカメラで窓の外から撮ったそう。


これも監督の映像ファンタジーへのこだわり。


ワンシーンワンシーンに細かく工夫と遊びがあって

結婚相手を決める前の男心が、図らずも品定めしてしまう

本音となってどうしようもないくらい仕方ないくらい

いとおしく描かれているから

何度でも見たいと思った映画デシタ。


沢山、撮影秘話を聞いたけれど、不思議とまた見たくなった。


これが映画の楽しみ方なんだ。


エミとめぐみの要素を持つ私の感想デス。