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これは22日のグリーンカーペット、アリーナステージの写真。


『ハラがコレなんで』


今日の東京国際映画祭は、この映画の舞台挨拶司会で

石井裕也監督と仲里依紗ちゃん、中村蒼くん、石橋凌さんと。


里依紗ちゃんのドレスがキレイだったねと話しながら

劇中のヒロイン光子の口ぐせ「粋だね~」って

英語でなんて言うのか里依紗ちゃんや通訳の小百合さんと

話しをしていたのだけど「クール」しかないそうな。


この映画は清々しかった。


江戸っ子って昔はきっとこんな人が多かったのかもしれない。


きっぷが良くて、人助けが心情で、人情に溢れてる。


この映画の妊婦ヒロイン・光子が大スキと

里依紗ちゃんも言っていたけれど、私も好き。


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その後の司会は、この写真もグリーンカーペットの時のだけれど

伊勢谷友介さんの監督作品『セイジ -陸の魚-』


記者会見と舞台挨拶。


記者会見は伊勢谷さんひとりで登壇、舞台挨拶は今回

西島秀俊さんが一緒に登場。


西島さんは、オファーが来た時、海外の映画出演の為に

身体を絞っていて、今回のセイジのキャラクターも

ストイックで余計な贅肉が無くて、人とあまり関わらない

人間で似ていると判断し、撮影中も前半は

ほとんど誰とも喋らずに過ごしていたそう。


伊勢谷くんはすごく意欲的で終始幸せそうだった。


『カクト』から8年ぶりの監督第2作目。


「『カクト』と明らかにこの映画が違うのは

 前の作品は自分の為に撮っていたのだけれど

 『セイジ』はそうではないということ。

 
 監督業に集中したいから出演もしなかったし

 映画から「誰かの為に何かをする」大切さを

 主人公セイジの生き様で伝えたかったんですよ」


 “人の為に出来ることは何か。”


 これを伊勢谷くんは「リバースプロジェクト」という

会社を設立して、ずっと人生のテーマとして活動している。


誰かの為に自分が出来ることは?


自分本位ではなく、誰かが困っていたら、何かをして

少しでも役に立ったらという気持ち。


『ハラがコレなんで』の光子と同じ考え(笑)


ゴチャゴチャ考えずに、自分の力を信じて

目の前に居る人をひとりでも助けたら、世界は変わる。


それが『ハラがコレなんで』と『セイジ』の伝えたい

想いなのかもしれないな。



明日は……


東京国際映画祭前に、これからスタートするある携帯ドラマに

日頃からよーくご一緒している人気俳優さんが主演するので

その記者会見の司会を朝して、その後、映画祭へ。


『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』舞台挨拶司会です。


そしてTSUTAYA店内ラジオのナレーションで終了!


いつもより早くお仕事が終わる歓びwww