伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

こちらさん

イグ、と言います。


イグアナのイグはオス。


演技派のイグアナ、イグは本名、イグッチ。


出演作『ツレがうつになりまして。』初日舞台挨拶に

宮 あおいちゃん、堺雅人さん、佐々部清監督と登壇致しました。


イグッチは『探偵はBARにいる』にも出演しています。


頭を撫でると目をつぶり気持ち良さそうでした。


かっ、かわいいっっっ!


あおいちゃんも堺さんもナデナデしていて

堺さんにいたっては、撮影中は心の中でいつも敬語でイグに

話しかけていたそうです(笑)


私の中では、あおいちゃんと堺さんは、癒される俳優ベスト3に入る

2人で、会うと安心してしまってどんな質問でも答えてくれるから

大丈夫と、すっかり任せてしまうところがあります(苦笑)


案の定、今日もマスコミ入り以外の舞台挨拶2つは

打ち合わせや質問の相談などしないで思いついたことを投げても

必ずポ~ンと帰って来るからキャッチボールが続いて

楽しくて心強い(笑)


佐々部監督もそうなんです!『日輪の遺産』でもそうでしたが(笑)


「割れないであることに価値があるんだよ」


劇中、こんな言葉が出て来ます。


気持ちが沈み過ぎてうつになってしまったツレ(夫)に

妻のはるさんがこう語りかけます。


パシャ~ンとなる前に気付いて、心が割れないでいられること。


それこそ自分の気持ちに気付いてあげられた証。


「つらかったらがんばらなくていいんです」


「今の姿を誇りに思う」


一緒に生きて行くと言うのは、時々、振り返り相手の調子を見て

立ち止まっていたら、一緒に止まり、話しを聞いて少し休んで

そして、また歩き出せるペースで歩調を合わせて前に進んでく。


こんな感じなんだろうと『ツレうつ』を見て思った。


元気なく、爬虫類になりたいと言うツレに

「爬虫類になったら、こんな風に温かくないんだぞ」

と言って触らせたり

気分が落ちてゴロンゴロンしたツレの背中に

妻のはるさんは親子亀のように重なって温もりを与える。


あおいちゃんは堺さんを

「親戚のおじさんみたい」「おばあちゃんみたい」

 と言って、親しみを感じてて、だからベタベタするのは

恥ずかしくなかったけれど、キスは恥ずかしかったと

あおいちゃんも堺さんも「なんでだろう。恥ずかしかった」

と顔を合わせ笑っていた。


2人が奏でるハーモニーというかあんな空気感、憧れちゃうのだ。


映画でも実際でも同じ空色の柔らかい空気を纏った2人。


映画は何度でも見たくなる夫婦二人三脚の可愛くてけなげな姿と

癒されるセリフがいっぱい。


舞台挨拶のマスコミ用写真撮影でもお客さんが皆

可愛いイラスト付きのツレうつアイマスクを付けて

快く協力してくれて、嬉しかった。


ありがとうございました、うん、人って温かいのだ!



そんな今日の最後は

レギュラーでナビゲーターを務める

WEB対談動画番組 「Bunkamura B-style」の収録で

女優の羽田美智子さんと語らい、空の写真を撮った。

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羽田さんも癒し系だった。


自然が大好きで、自然体でいることを大切にしていて


偶然にも映画『ツレうつ』と同じようなことを言っていた。


「年齢を重ねることに恐れずにそれは味わいだと気付いたんです。

 今の自分を大切にしていくこと。楽しむことです」


なにも恐れることなんてない。


「あるがままを受け止めて、今の自分を受け止めて

 そんな風に自分を慈しんで行きましょ」


今日はそんな言葉がいっぱい振って来た一日でした (o^-')b