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脚本読んだ時から、ずっとこの物語に惹かれてました。


『阪急電車 片道15分の奇跡』


関西では4/23に先行、全国では4/29に公開。


この制作会見が今日行なわれ、司会をしたのだけれど

作品が完成していないので脚本だけは読ませてもらい司会しました。


久しぶりにお会いした中谷美紀さんはいつものように

感謝という気持ちに溢れている水色のハートの人で柔らかい。


戸田恵梨香ちゃんも会った途端にちょこんと横に座り

ニコニコと最近の話しをしていたのが可愛くて。


芦田愛菜ちゃんはひとりづつにしっかり挨拶を忘れない。


南果歩さんともつい最近の『ジーン・ワルツ』以来。


宮本信子さんと三宅喜重監督とのお仕事は初めてで

宮本さんは、愛菜ちゃんの面倒を見る母性と電車のマナーについて

訴える姿には凛としたものがあって、素晴らしい大人の女性と

1時間半の中で感じてしまうくらいのパワーがあって。

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中谷さんが演じるのは、恋人を会社の後輩に寝取られ

元カレと後輩の結婚式にウェディングドレス姿で討ち入りする女性。


「この役を演じてみて、やっと女優の仕事の意味が

 分かったような気がします。

 誰もが心の中ではやってみたいことで実際には勇気がなく

 やれないことを代わりに演技で表現するということです」


イケメンのカレシのDVに悩みながら別れる勇気がない女性を演じた

恵梨香ちゃんも似たようなことを言っていました。


「この役の女性と似たような悩みを抱える人も世の中には

 沢山居て、そんな人の機本を代弁出来ればと思いました」



 脚本を読んだ時に、温かい感情が胸に広がったんですよね。


 「好き」と「幸せ」の関係についてとか

 幸せって、もしかしたら自分を大切にすることかも、とかね。


 人と人との出会いや別れには、無駄なことなんかなにひとつ無く

 すべて意味あることで、幸せになるのは自分次第だって。


 そんな言葉が溢れている映画がもうすぐ完成します。


 だからね、私、すごく楽しみなんですよ。