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「センカノナカエ?」


イ・ジェハン監督が日本語で聞いてきた。


英語で「久しぶり!また会えたね」と目が合った瞬間

監督は話しかけてきて「映画は見た?」と尋ねて来た。


「もちろん!良い映画でした」


あぁ、もうちょっと英語のボキャブラリーがあったら。。。


英語を学び直そうというのが今年のテーマ。


昨日は2/19公開『戦火の中へ』ジャパンプレミア司会。


大人気グループBIGBANGのT.O.Pさん主演なので

彼のファンが沢山詰めかけていました。


アーティストとして、そのパフォーマンスは素晴らしく

日本デビューして初めてPVを見たときはカッコイイだけじゃなく

実力もすんごいぞ!と驚いたものデス。


そんなT.O.Pさんが映画で演じたのは朝鮮戦争で

ひるまずに戦った学徒兵のひとり。

実話を映画化していて、爆薬などで体には傷が耐えなかったそう。

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今日はこの映画の記者会見。


取材がずっと入っているから準備もいれるとかなり忙しそう。


今日のT.O.Pさんはメガネッコでしたが

演技を始めて自分が今まで知らなかった自分の表情を見ることも

出来たし、役者の先輩たちの背中を見てるだけで勉強になると

言っていました。


戦争映画に出てくる無惨な死体や殺し合いという残虐シーン。


命の価値を描くには、死はしっかり描く必要がある気がしてマス。


密接な愛をテーマに描くなら、愛の交わりという意味で

ベッドシーンも必要だったり。


それと一緒で、生や死がテーマじゃない映画ならむやみに

残酷なシーンを見せるとインパクトが強い分、違和感が生まれる。


伝えたいテーマに必要な表裏一体とぶれない為にも

余計なものを省く勇気。


だから『戦火の中に』は、恋愛もなく、ただただまっすぐに

死への恐怖を背負いながら使命を貫こうとする若者の姿が

しっかり映像から伝わるんですよね。

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