映画初日舞台挨拶の司会二本立ての土曜日デシタ。
渋谷で舞台挨拶を二回行った
『サビ男サビ女』
桜庭ななみちゃんとたんぽぽの二人、中村蒼くん
そして後半の舞台挨拶だけジョイントした友近さん。
四編からなるコメディタッチのオムニバス映画デス。
ななみちゃんとたんぽぽの振り切れた応援ダンスは秀逸。
蒼くんがイヤだったと言ったけれど可愛かった女装姿。
クレーマーからセクシー女子に変化する友近さんのハマリ役。
ライトに楽しめる物語たちデシタ。
![伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba-2011011519590000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20110116/02/satori-ito/31/88/j/t02200293_0480064010985803431.jpg?caw=800)
そして恵比寿の写真美術館に移動しておこなった初日舞台挨拶。
『その街のこども 劇場版』
写真はNHKで放送時、このドラマも手掛けた井上剛監督。
その他、森山未來さんと佐藤江梨子さんが登壇。
こっちも二回舞台挨拶をしたのだけれど
キャスト二人から二回目は質疑応答入れません?の提案で
お客さんから質問を受付マシタ。
ドラマを編集し映画にしてるので9割がすでに見てるお客さん。
それでも質問の時には、見てない人への配慮ありの内容で
すごーく助かりました。
本当にありがとうございます。
見てなかった人にも申し訳なかったかな?と思っていたから。
阪神、淡路大震災の15年後の今、当時、幼くして被災した二人が
(キャスト二人も実際そう)追悼式の前日に神戸で出会い
当時の話をする中で、それぞれが向き合えなかった気持ちと
向き合っていくドキュメンタリータッチの物語。
被災していない人たちはあの震災をどう受け止めてるんだろ?
キャストの二人が裏で呟いた。
私は映画を見て当時を鮮烈に思い出した。
あの頃、私は将来まで決めていた人と私のワガママで別れ
彼は大阪に帰っていて、西宮に住んでいた。
だから恐ろしい不安に襲われてテレビを見ながら繋がらない
携帯番号に何度も何度も電話していた。
電話があったのはあれから確か一週間後。
絶対大丈夫、と信じていながらテレビのテロップを見つめてた。
あの時、別れなければ住んでいた、何度も通っていた街たちが
崩壊してしまった映像が今でも鮮明に蘇る。
生命を感じたいと強く願った、忘れてはいけない震災だったと。
大切な人を失った人々の為にも忘れてはいけない心も震撼した日。
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