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映画初日舞台挨拶の司会二本立ての土曜日デシタ。


渋谷で舞台挨拶を二回行った

『サビ男サビ女』


桜庭ななみちゃんとたんぽぽの二人、中村蒼くん

そして後半の舞台挨拶だけジョイントした友近さん。


四編からなるコメディタッチのオムニバス映画デス。


ななみちゃんとたんぽぽの振り切れた応援ダンスは秀逸。


蒼くんがイヤだったと言ったけれど可愛かった女装姿。


クレーマーからセクシー女子に変化する友近さんのハマリ役。


ライトに楽しめる物語たちデシタ。


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そして恵比寿の写真美術館に移動しておこなった初日舞台挨拶。


『その街のこども 劇場版』

写真はNHKで放送時、このドラマも手掛けた井上剛監督。


その他、森山未來さんと佐藤江梨子さんが登壇。


こっちも二回舞台挨拶をしたのだけれど

キャスト二人から二回目は質疑応答入れません?の提案で

お客さんから質問を受付マシタ。


ドラマを編集し映画にしてるので9割がすでに見てるお客さん。


それでも質問の時には、見てない人への配慮ありの内容で

すごーく助かりました。


本当にありがとうございます。


見てなかった人にも申し訳なかったかな?と思っていたから。


阪神、淡路大震災の15年後の今、当時、幼くして被災した二人が

(キャスト二人も実際そう)追悼式の前日に神戸で出会い

当時の話をする中で、それぞれが向き合えなかった気持ちと

向き合っていくドキュメンタリータッチの物語。


被災していない人たちはあの震災をどう受け止めてるんだろ?


キャストの二人が裏で呟いた。


私は映画を見て当時を鮮烈に思い出した。


あの頃、私は将来まで決めていた人と私のワガママで別れ

彼は大阪に帰っていて、西宮に住んでいた。


だから恐ろしい不安に襲われてテレビを見ながら繋がらない

携帯番号に何度も何度も電話していた。


電話があったのはあれから確か一週間後。


絶対大丈夫、と信じていながらテレビのテロップを見つめてた。


あの時、別れなければ住んでいた、何度も通っていた街たちが

崩壊してしまった映像が今でも鮮明に蘇る。


生命を感じたいと強く願った、忘れてはいけない震災だったと。


大切な人を失った人々の為にも忘れてはいけない心も震撼した日。


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