映画自体は、石井隆監督ならではの幻想的で愛に満ちてて
官能的でファンタジーで。
昨日のお仕事
『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』
完成披露試写の司会でまた見方が変わったの。
石井監督は竹中直人さん演じた17年前の作品『ヌードの夜』
主人公、紅次郎へ自分の分身のように特別な思いを抱いてて
あの映画でのラストの彼をなんとかしてあげたかったそう。
そこで10年前に構想したものの、なかなか映画化へ進まなくて
諦め始めてた頃に竹中さんから「やりましょう」と連絡が
入って実現化していったそうな。
シャイな石井監督が素敵。
愛に溢れる竹中直人さんと夫婦漫才みたいだった
大竹しのぶさんの舞台挨拶が場を和ませる。
ヒロイン佐藤寛子さん、彼女の凄みがある姉役、井上晴美さん
愛すべき私の友、東風万智子は女刑事
ヒロインの父役、宍戸錠さんはステージで話をバラし(笑)
大竹さんに突っ込まれてました。
監督の作品への愛で人が集まり生まれた映画なんだと知ったら
益々、美しい映画に思えたのデシタ。