伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba-2010092819030000.jpg


映画自体は、石井隆監督ならではの幻想的で愛に満ちてて

官能的でファンタジーで。


昨日のお仕事

『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』

完成披露試写の司会でまた見方が変わったの。


石井監督は竹中直人さん演じた17年前の作品『ヌードの夜』

主人公、紅次郎へ自分の分身のように特別な思いを抱いてて

あの映画でのラストの彼をなんとかしてあげたかったそう。


そこで10年前に構想したものの、なかなか映画化へ進まなくて

諦め始めてた頃に竹中さんから「やりましょう」と連絡が

入って実現化していったそうな。


シャイな石井監督が素敵。


愛に溢れる竹中直人さんと夫婦漫才みたいだった

大竹しのぶさんの舞台挨拶が場を和ませる。


ヒロイン佐藤寛子さん、彼女の凄みがある姉役、井上晴美さん

愛すべき私の友、東風万智子は女刑事

ヒロインの父役、宍戸錠さんはステージで話をバラし(笑)

大竹さんに突っ込まれてました。


監督の作品への愛で人が集まり生まれた映画なんだと知ったら

益々、美しい映画に思えたのデシタ。