昨日、飲んでて聞かれたこと。


「この先の夢ややりたいことは?どうなりたい?」


最近、ずっと抱えていたお題を初めて飲んだ同業者さんから

質問され、初めて口に出来たからありがとう。


「なりたかった自分になれたから、今は目の前にあることを

 大切に丁寧にやれればそれでいいの」



『書道ガールズ』での璃子ちゃんや

『孤高のメス』での堤さんのように

「好きなこと、やりたいこと」が小さい頃から見えていて

例えば映画を観て、その先の展開を空想したり

自分の心に気付いたり、感想文や物語を書くことが好きで

誰かと居ても心はその世界に浸っている協調性にかける子供だった。


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昨日司会をした『孤高のメス』記者会見や舞台挨拶で


やっぱり、気付かされたことがあったんですよ。


堤真一さんがこんな風なことを言っていた。


「医師と俳優という仕事は似ているのかもしれない。

 目標に向かって皆の力を合わせて成し遂げないと成功しない」


劇中の堤さん演じる天才医師は、医療を愛しているくらい

仕事に没頭してしまうので、ひとにどう見られようと関係無い

ある意味、協調性に欠ける男。


だけど、オペ(手術)は皆の思いが同じ方向を向いていて

船頭である医師への信頼と更に息が合っていないと成功しない。



呼吸を合わせる。能力を合わせる。足並みを揃える。


信念を揃える。そして仲間を信じる。


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昨日の飲みにはある監督も居たのだけれど

映画作りって、足並みを揃え、情熱を揃えないとイイ作品には

ならないっていうようなことを言ってました。



夢を持ってなくたっていいって今の私は思うんです。


好きな物を大切にする信念があれば、それは素敵なことって。


だって今の自分には「あんな媒体を持ちたい」とか無いから。



この先どうなりたい?


好きな映画を大切に丁寧に紹介できればそれで良くて

司会であろうとコメンテーターであろうとコラムを書くでもイイ。


昔思った何か大きな媒体を持たなきゃって思いから解放された。


それには、独りよがりではなくチームワークが重要で

司会ならキャストや監督、ステージの演出家との信頼を結んで

会場にいる人達と息を合わせることが成功(一体感)を呼ぶ。


だったら協調性を持てる人間にいつの間にか私なってたんじゃ?!


だとすればすごい成長で発見!?(笑)



人でもそうで「好き」をじっくり探求するのがこの先の夢デス。


独りよがりじゃなくて、関係性を築く共同作業の絆を太くしたい。


かな?