![$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20091209/21/satori-ito/25/3a/j/t02200165_0640048010335437190.jpg?caw=800)
帰り道、外苑前の裏にある小さなお店の玄関先で
手作りのキレイな天使のリースを見つけたんです。
破格で譲ってもらっちゃいました(笑)
そうそう、質問にあった「映画館に観に行くの?」
普通に映画館で映画を見ますよ(^_-)
時々、出没します。
デートで映画館へ行くのも好きだった、昔から。
今日はジョニー・デップ氏、記者会見仕事の後に
もう一作、映画の完成披露試写会の司会をしました。
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江國香織さん原作 『スイートリトルライズ』(来年3月公開)
矢崎仁司監督、中谷美紀さん、大森南朋さん
池脇千鶴さん、小林十市さんが登壇。
中谷さんと大森さんは初共演で、中谷さんは普通に
ドラマ『ハゲタカ』ファンでDVDを持ってたから
大森さんのイメージ=『ハゲタカ』のワシズだったそうな。
いっぽうの大森さんも「ドラマや映画で見る中谷美紀だ!」
って感じで顔合わせで思ってたそうで(笑)
舞台挨拶も面白かったですよ。
中谷さん
「大森さんが監督の物マネを現場でよくされていて……」
(ここで大森さんをじっと見る)
大森さん
「ああ、クロストークしたほうがいいですか?
えっと監督は『本番、よ~い、よろしくお願いします』
って言うんですよ。何がよろしくなんだろって感じで(笑)」
この2人の掛け合いが妙に面白くて笑っていた私デス。
取材陣も結構来ていましたよ。
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そうそう、映画の物語について。
長く付き合って結婚した夫婦。
夫と妻はかれこれ2年も性生活は無くて
けれど仲が悪いわけでもなく
朝ご飯で会話をするくらいの穏やかで静かな関係。
家には夫だけの部屋があって、ゲームをしたりして
彼はひとりの時間を過ごしたりしているのも日常。
ある時、妻に想い寄せる青年が現れ、彼女は
自然とそれを受け入れ、夫が留守の時間に
身体の関係を持ち始める。
いっぽうの夫も大学時代の後輩に想いを寄せられ
流されるように肉体関係を持ち始め……。
夫と妻、2人が持ってしまった甘く危険な嘘の行方は……?
映画のセリフの中で中谷さん演じる妻がこう言うんですよ。
「大切な人には嘘をつくもの」
傷つけたくないから嘘をつき、嫌われたくないから嘘をつき
失いたくないから嘘をつく。
嘘は出来ればつきたくないし、嘘なんてつかれたくない。
けれど大人になると、嘘をつかれたり、自分も嘘をついたり。
嘘をつかれたと分かると、相手を信じることが出来なくなり
許せなかったり、愛せなくなったり。
もうイイ歳の女ですもの。
大切にしたい相手への秘密は嘘をついてでも
「墓場まで持って行くもの」と思っています。
この映画、胸がチクリとし、理解できそうな感情の揺れに
自分のズルさを見てしまうような、甘い罪を背負った気分に。
時に嘘は必要ですか?
大切な人を守るための嘘や秘密、持っていますか?