$伊藤さとりオフィシャルブログ「さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテ」Powered by Ameba

帰り道、外苑前の裏にある小さなお店の玄関先で

手作りのキレイな天使のリースを見つけたんです。


破格で譲ってもらっちゃいました(笑)


そうそう、質問にあった「映画館に観に行くの?」


普通に映画館で映画を見ますよ(^_-)


時々、出没します。


デートで映画館へ行くのも好きだった、昔から。


今日はジョニー・デップ氏、記者会見仕事の後に

もう一作、映画の完成披露試写会の司会をしました。


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江國香織さん原作 『スイートリトルライズ』(来年3月公開)


矢崎仁司監督、中谷美紀さん、大森南朋さん

池脇千鶴さん、小林十市さんが登壇。


中谷さんと大森さんは初共演で、中谷さんは普通に

ドラマ『ハゲタカ』ファンでDVDを持ってたから

大森さんのイメージ=『ハゲタカ』のワシズだったそうな。


いっぽうの大森さんも「ドラマや映画で見る中谷美紀だ!」

って感じで顔合わせで思ってたそうで(笑)


舞台挨拶も面白かったですよ。


中谷さん

「大森さんが監督の物マネを現場でよくされていて……」

 (ここで大森さんをじっと見る)


大森さん

「ああ、クロストークしたほうがいいですか?

 えっと監督は『本番、よ~い、よろしくお願いします』

 って言うんですよ。何がよろしくなんだろって感じで(笑)」


この2人の掛け合いが妙に面白くて笑っていた私デス。


取材陣も結構来ていましたよ。

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そうそう、映画の物語について。


長く付き合って結婚した夫婦。


夫と妻はかれこれ2年も性生活は無くて

けれど仲が悪いわけでもなく

朝ご飯で会話をするくらいの穏やかで静かな関係。


家には夫だけの部屋があって、ゲームをしたりして

彼はひとりの時間を過ごしたりしているのも日常。


ある時、妻に想い寄せる青年が現れ、彼女は

自然とそれを受け入れ、夫が留守の時間に

身体の関係を持ち始める。


いっぽうの夫も大学時代の後輩に想いを寄せられ

流されるように肉体関係を持ち始め……。


夫と妻、2人が持ってしまった甘く危険な嘘の行方は……?



映画のセリフの中で中谷さん演じる妻がこう言うんですよ。


「大切な人には嘘をつくもの」


傷つけたくないから嘘をつき、嫌われたくないから嘘をつき

失いたくないから嘘をつく。


嘘は出来ればつきたくないし、嘘なんてつかれたくない。


けれど大人になると、嘘をつかれたり、自分も嘘をついたり。


嘘をつかれたと分かると、相手を信じることが出来なくなり

許せなかったり、愛せなくなったり。


もうイイ歳の女ですもの。


大切にしたい相手への秘密は嘘をついてでも

「墓場まで持って行くもの」と思っています。


この映画、胸がチクリとし、理解できそうな感情の揺れに

自分のズルさを見てしまうような、甘い罪を背負った気分に。


時に嘘は必要ですか? 


大切な人を守るための嘘や秘密、持っていますか?