中谷美紀さんは控え室で何度も謝ってました。
明日のワイドショーは
「中谷さん具合悪くなり途中退席」
なんだろうか。
東京国際映画祭の特別招待作品
『ゼロの焦点』
アリーナステージでの公開トークショーと舞台挨拶の司会。
広末涼子さんと中谷美紀さん、黒田福美さん、野間口徹さん
そして犬童一心監督。
トークショー前後は、控え室や移動の合間に
「映画祭に出たことはあったけ?」という広末さんに
中谷さんは
「『自虐の詩』の時の映画祭で会ったのを私は覚えてるわよ」
と笑い、私と広末さんで、あの時の広末さんの作品は
何だったか頭をひねらせて笑ったりしてました。
広末さんは中谷さんを女優として女性として尊敬していて
初めての本読みの時、中谷さんと木村多江さんの掛け合いに
感激してしまって、自分の読みはボロボロだったそう。
舞台挨拶の後半で具合が悪くなった中谷さん。
舞台挨拶終了後、控え室に行くと
「本当にごめんなさいね」と倒れながら謝ってきて
それでもその後のラジオ取材を受けるからと
なんとか立ち上がり。
女優としての根性と人としての礼儀を大切にする
中谷さんは、やっぱりスゴイと思ったんですよね。
元気になって欲しいなぁと中谷さんを思いながら
司会&通訳控え室に戻ると、久しぶりに人が集まってた。
前列:私、英語通訳&司会の松下さん、英語通訳の富田さん
後列:フランス語通訳の高野さん、元映画祭スタッフの中村さん
女優さんもそうだけど、この頃、女性の強さを感じるんデス。
松下さんはシンガポール映画祭たるものを立ち上げたり。
今日お会いした女性は、シングルマザーで看護士やりながら
それでいてラジオ番組もやっているという同い年で。
お金は無くても出来る限りの力を振り絞って
家族に迷惑をかけないようになんとか夢を叶えたい。
「◯◯になりたい」って私にはよく分からないけれど
「◯◯をしたい!」はストンと心に落ちるんです。
出来ないと思ったら最初から無理な話しで
なんでもやってみなくちゃ分からなくって
多少の無理や犠牲は覚悟で突き進む勇気とバイタリティ。
最近は「将来のことで話しを聞いて下さい」と言われて会う人に
逆に女性として生きる上で勇気を貰っている気がしました。
どうか皆の夢が叶い、皆の顔から不安が消え
まっさらな笑顔でキラキラ輝きますように。。。