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人間は死ぬ時に
愛されたことを思い出す人間と
愛したことを思い出す人間に別れる。
私は、多分きっと、愛したことを思い出すと思うな。
映画『サヨナライツカ』
主人公の男がフィアンセに尋ねられる言葉。
中山美穂さんが12年ぶりに主演。
原作は旦那様の辻仁成さんの小説。
監督と脚本は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン
来年の1月公開を前に今月末、完成披露と記者会見をやるので
司会をすることになり、いち早く見たんデス。
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なんだろう?
切なくて美しくて、甘い余韻が残りました。
色香と吐息と男の夢と女の強さと愛が詰まっててね
大人の恋だから湖の底みたいな映画。
お見合いをし、清楚な女性(石田ゆり子さん)との結婚直前に
転勤でバンコクに行くことになった男(西島秀俊さん)
ここで裕福で奔放な美しい女性(中山美穂さん)と出会い
彼女の魅力とペースに飲み込まれ、関係を重ねていく。
彼の夢は今の航空会社で飛行機を沢山飛ばすこと。
彼と彼女の想いと関係、それと彼の夢の行方
そして彼とフィアンセの絆とは……?
を乗せ、物語は、夢、仕事、恋愛、全てが一緒になって
彼の人生の岐路を示していくんですよ。
「愛してる」
簡単に口に出来なくて、好きとは明らかに重さが違って
それは何かとても高尚で深い言葉な気がしませんか?
言えた相手って今まで何人いるんだろう?
映画から
「愛してる」の本当の意味を分かっているか?
自分で人生の歩む道を選んでいるか?
そんな投げかけがあるんですよ。
一見
男のロマンのような愛のファンタジー映画だけど
そこには心の奥に響くセリフと
自分で決め進む人生の道というものが刻まれてました。
そんな今夜。
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『ファイナル・デッドサーキット3D』
吹替版完成披露試写会の司会でした。
ココリコの田中直樹さん、里田まいさん
はるな愛さん、たくませいこさん
ワイワイと楽しいトークショーで。
映画は怖い予知夢から自分にまもなく起こる悲劇を察知し
連鎖する死から逃げるお話。
先を知って躊躇したり諦めるより
良い未来を思い描いて進むほうがいいな。
そう、やっぱり
その時、その瞬間を大切に生きて
自分で歩む道を決めて進んだら後悔なんてないんじゃ。