男性でも編みぐるみしたり、髪を三色にしたり

 スターの誰かを心から応援したり、映画の世界に酔いしれたり

 皆、「自分らしい」楽しみを見つけてて素敵(^-^)

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 昨日ね、映画『重力ピエロ』の脚本家で色んなドラマの脚本も

 書いている相沢友子しゃん(笑)とレトロなカフェでなんと

 3時間以上も語っておりました。


 「普通って、もともとよく分からないけれど、

  自分が普通であることにアーティスト(歌手)だった頃は

  すごく悩んでたの。

  家族仲が良い普通の家庭で育ってたし、アーティストは

  ”普通じゃない”のがカッコ良いって思われてるし。

  だけど脚本家になった今は”普通であること”が

  逆に良かったって思う。

  だってドラマや映画のほとんどは普通の出来事の延長上で

  そこで感動を生む訳だから自分の普通の感覚が役に立つし!」


  友ちゃんは、目をお星様みたいに輝かせて言ってました。



 「普通であること」

  
 人それぞれ、「普通」は違って、自分の生きて来た人生の中で

 感じたこと、体験したことが「自分の普通」になっていく。


 私は、友ちゃんの言う「普通であること」の反対の

 コンプレックスを持っている。


 「普通じゃない」ことへのコンプレックス。


 すごくズレているんじゃなくて、少しきっとズレていて

 『東京タワー』みたいな感動すると言われる物語が
 
 よく分からない。


 親にやりたいことで甘えたりが分からない。


 誰かに向かって感情のままに泣き散らしたり
 
 カッとなって怒鳴ったり、ましてや親に甘えるなんてあり得ない。

 親にも迷惑かけない的な感覚が少人数だということに気がついた。


 だから、人に感動を伝える仕事をする私が『東京タワー』に

 何故か嫌悪感を示すのは大きな問題なわけで。


 しかも今とは違う世界が何故か見えたり、亡き人と言われる人に
 
 時々、話しかけられる感覚は「普通じゃない」。


 それでも気づいたことがあったんです。


 それが自分の「普通である」ことで  
  
 かけがえの無い「普通」の感覚。


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 昨日、友ちゃんと手を振って再会を約束した帰り道。

 大きな虹を見つけて携帯を空に向けました。


 でも、反対側の空の美しさに気づいた人は何人いたんだろう?

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 自分の「普通」が魅力だと気づいたら、「自分らしさ」に気づく。



 私の普通は、私の中の感覚や感情で

 だから私は、私らしい観点で「人や映画の魅力」を紹介しながら

 時々、感じる不思議な感覚を「ファンタジー小説」として

 身体の外に出してバランスを取ってマス。


 そして「普通じゃない」と感じるズレは、それを持っている人と

 一緒に居ることで補って来たんだと、気づいたりして。。。


 泣けない時に代わりに泣いてくれ

 怒れない時に代わりに怒ってくれ

 ポロポロとでも、私より感情と本音を出せる人に安心する。
 
 
 やっとね、姉に読んでもらいダメ出しをもらった

 ファンタジー小説を書き直しました。 さっきね。


 適職はきっと大好きな映画紹介のお仕事。

 心が安らぎ、時々、タイピングしながら泣いちゃうのは小説書き。


 こっちはお金にならないと思うけれど(才能あるとは思わない)

 私の心の声なんです、きっとね(^_-)☆