続きは別記事で・・・といいながら、一日空いてしまいました、ごめんなさい
陰性の判定を受けた診察後、看護師さんと10分くらい面談をしました。
看護師さんから、「先生に聞き忘れたこととか、聞けなかったこととかありませんか?」と確認されました。
私の通う病院のいいところは、こうやって看護師さんから診察の後に必ずフォローが入るところだと思います
それで、ずっと以前から「??」と思っていたことを聞いてみました。
それは、誘発のときに使うHMGと、フォリルモンの使い分けのことです。
1年前、はじめて5こ採卵できたうえに凍結胚盤胞までいった、かつてないくらい好成績の周期があったのですが、そのとき使ったのが「フォリルモン」でした。
でもフォリルモンを使ったのはそのときだけで、それ以外はずっとHMGばっかり。
そして採れる個数も少ないし、質も悪いし、の繰り返し。
どうしてフォリルモンを再度使ってくれないのかなーっていつも思っていました。
もしかして私にはHMGよりフォリルモンのほうが相性がいいのかもしれないのにって。
看護師さんによると、HMG製剤とFSH製剤であるフォリルモンではLHの含まれる量が異なるそうです。
HMGにはLHが含まれていて、フォリルモンではLHが少ししか含まれていません。
誘発にあたって採血をしたときにLH値も測りますが、そのときにLH値が高ければ、LHの含有量が少ないフォリルモンを使い、LH値が正常であればHMG製剤を使う、というようにうちの病院では使い分けをしています、という答えでした。
なーるーほーど。。。。。
そういう判断を先生はしていたということだったんですね。。。。
納得、納得。
そして、看護師さんのほうから「さとりんさんには『フォリスチム』のお話をしたことがありましたっけ?」と聞かれました。
・・・フォリスチム??
いろんな方のブログの中で、フォリスチムを使っているという記事は目にしたことがありましたが、それがどんな薬なのか、HMGとどう違うのかなんて気にしたことがありませんでした。
(顕微を始めた最初のころは検索魔になっていろいろ調べていたのですが、最近はネットで調べることは意識してしないようにしていました)
名前を聞いたことはあるけど、どんな薬なのかは知らないです、と答えると。
看護師さんが言われるには。
HMGは閉経後の女性の尿から作られていて、アンプルによっては品質にバラツキがあるとも言われています。
フォリスチムは遺伝子操作されていて、品質にバラツキがなく、しかも採れる卵の質があがるという報告もあるんです。
ということでした。
「ただ、ですね。問題もあるんです」と看護師さんは続けました。
「価格が・・・高いんです」と![]()
3倍くらい、価格が違うそうです
例えば、HMG300単位注射すると4000円程度かかるのに対して、フォリスチム300単位を注射すると12,000円くらいかかるんだそうな。
た・・・・高い・・・・
そして、「高い金額がかかるわりには、このお薬を使ったからといって『絶対に!』卵の質が良くなるとか妊娠につながるとか、確定的なことが言えないんです。
だから、このお薬を紹介しても、実際に使う方はすごく少ないんですよ」と。
そうかぁ~・・・・・
でも、今までさんざんHMGを使って、いい結果出ないの繰り返しだったから、新しい薬を使ってみるっていうのはかなり魅力的な話に聞こえます。
使ってみたい、かなり・・・
お金かかるけど、挑戦してみたい・・・・
問題は、いつするか。
凍結胚移植をやってみて、ダメだったらやってみるか。
それとも、凍結胚移植をする前に、フォリスチムに挑戦してみるか。
どっちがいいんだろう・・・・
それで、「移植か、もう一度誘発か」という迷いが出てきてしまったのです。
うぅ~、思いのほか長くなってしまいました。
も一回、続かせてください
ごめんなさい