採卵、行ってきました
採卵前の内診では、排卵しないで2個ともしっかりエコーで確認できました
そして、今回も全身麻酔で採卵。
麻酔から目覚めて、最初に先生から言われたのは・・・・
「さとりんさん、1個は既に排卵したあとでした。右から1個は採れましたからね」
・・・・・・・ 大ショック
内診から採卵まで20分くらい待ったのですが、その間に排卵してしまったみたいです
麻酔からの覚醒がしっかりしていたので、安静は短めで切り上げ、着替えてから先生の説明を受けました。
・採れた卵は1個で、顕微授精をさせること。
・クロミッドの副作用で内膜が6ミリと薄っぺらくなってしまっているので、今回の移植は見送ること。
をさらさら~っと説明された後。
「胚盤胞まで育って凍結できるかどうかは来週の木曜に判断するんだけど、もし、胚盤胞になったとしても胚の状態が悪いとき、例えば細胞の数がすごく少なかったりすると、凍結や融解に耐えられないので、廃棄するってこともありますが、さとりんさんはどうされますか?
患者さんの中には状態が悪くても廃棄したくない、どうにかお腹に戻したいっていう希望で、凍結される方もいらっしゃいますが・・・」
う~ん・・・・・って悩んだのですが、とりあえずいい状態の胚でなければ凍結はしないことに決めました。
まだ、気力的にも体力的にも採卵が続いても頑張れそうだから。。。。。
そして話は次回以降の誘発のことになりました。
「今まではクロミッドを使ってきたんだけど、内膜が薄くなっちゃってるからね~・・・次からは注射で誘発しようかと思うんだけど、どう?」
どうもこうも、クロミッド法と他の方法の治療成績もよく分かんないし。。。。
だけど、これまでクロミッド法で誘発してきて、胚盤胞まで育たないし、副作用で内膜が薄くなってるから新鮮胚移植もできないし。
先生としては、採卵ばかり繰り返して移植できない期間が長いから、内膜も育てながら誘発して、新鮮胚でも移植までこぎつけたい、と考えているのかもしれません。
次からはクロミッド内服ではなく、注射で誘発することになりそうです
どんな方法でもいいから、卵、育ってほしい・・・・・
帰宅してしばらくしたら、病院から電話がありました。
採卵後は体調確認のため、必ず看護師さんから電話が入ります
いつもどおり、痛みや出血が無いか確認されたあと、 「先生にちょっと電話をおつなぎしますね」と・・・・
先生と直接電話で話すときは、悪い情報を伝えられることばっかりです。
イヤな予感・・・・
「さとりんさん、さっき採れた卵、顕微授精させる予定だったのですが、未成熟卵でした。明日の朝まで培養して、成熟したら受精操作をしますね。 もし、成熟しなかったら・・・・申し訳ないけど、今回はそこで終了になりますから・・・」
・・・・・再び、大ショック
貴重な貴重な1個なのに・・・・
明日の成熟・受精確認の電話がコワくてたまりません。
1日経てば、成熟してくれるかもっていう期待と、期待してダメだったときのショックの怖さと。
もう、待つしかない、祈るしかないんだけど。
頑張っても頑張っても、報われるとは限らない。治療って、ほんとに理不尽なことばっかりです